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夏風邪の原因「アデノウィルス」特徴と症状を知って対策しよう!

「アデノウィルス」をご存知でしょうか?あまり聞き慣れない名前ですが、私達の生活の中でも感染の多いウイルスで、インフルエンザウイルス並みに検出されています。夏風邪の原因とも言われているアデノウィルスの特徴と対策を調べてみました。

アデノウイルスって何ですか?

アデノウイルスは正二十面体の構造をもつDNAウイルスで、現在では51類もの型が確認されています。アデノウイルスは夏風邪を引き起こす「風邪症候群」の原因としても有名で、発熱や喉の痛みなどを引き起こします。

アデノウイルスは型により引き起こす症状が違い、プール熱などの咽頭結膜熱を引き起こすのは「3型、4型、7型」になります。また結膜炎など目の病気を引き起こす「8型、19型」などであり、症状が現れる部位がウイルスの型により違うのが特徴です。

感染経路はどうようなのもですか?

アデノウイルスは夏場のプールで感染が広がる傾向があることから「プール熱」とも呼ばれていますが、インフルエンザウイルスと同様に飛沫感染や接触感染が原因となります。プールの水の汚染やタオルの貸し借りが原因とも思えます。

また通常のくしゃみや手の接触によっても感染することがあります。このウイルスは子供が感染するケースが多く、原因は手洗いやうがいが不徹底なのも一因と考えられます。

感染したらどのような症状がでますか?

アデノウイルスに感染した場合の潜伏期間は約一週間で、他のウイルスと比較しても長い傾向になります。発症した場合の症状は以下の通りで、主に喉や目に表れます。

<咽頭結膜熱>

喉が腫れて痛みがあり、38℃から40℃近くの熱が一週間程度続くのが特徴です。結膜炎を併発することも多く、目は充血で真っ赤になります。喉の腫れが進行した場合、扁桃炎になることもあります。

<気管支炎>

気管支炎が発症した場合、高熱やせきが収まらずに最悪では肺炎に進行するケースもあります。

<胃腸炎>

胃腸炎を引き起こす型(40型など)に感染した場合、下痢や腹痛、嘔吐などの症状が出ます。悪化した場合は幼児の腸重積を引き起こす可能性もあり注意が必要です。

<出血性膀胱炎>

11型のアデノウイルスが引き起こす出血性膀胱炎が発症した場合は、排尿時のおしっこが血で真っ赤になります。また排尿時に痛みがあるのも特徴になります。

<流行性角結膜炎>

「はやり目」とも言われる病気で、8型のアデノウイルスによって引き起こされます。結膜だけではなく、角膜にも炎症が見られるのが特徴で、酷い目やにや視力低下が出る場合もあります。

アデノウイルスに感染した場合の治療法

アデノウイルスに対しての治療法は現在のところ見つかっていません。全ての治療が対症療法であり、各症状を緩和するにとどまっております。細菌ではなくウイルスなので抗生物質も効果がなく、自然治癒に頼っているのが現状になります。

咽頭結膜熱などほとんどの症状が一週間程度で回復しますが、目の角結膜炎などについては眼科医による治療が必要になります。

アデノウイルスにかからない予防法

アデノウイルスに感染しないための予防法をまとめてみます。簡単なことですので、ぜひ実践して下さい。

<予防1.手洗い、うがいの履行>

アデノウイルスはどこにおいても感染する可能性があるため、日常的な石鹸による手洗いやうがいは効果が高く、家族全員で履行して下さい。

<予防2.プールでの注意>

プールは塩素消毒による管理をされているプールを選び、入る前後に必ずシャワーを浴び清潔を心がけて下さい。

<予防3.家族が感染した場合>

同居の家族がアデノウイルスに感染した場合、タオルの共用はやめて別々のタオルを用意して下さい。食事の際の食器も別のものを用意して、大皿での提供は止めることが大切です。

<予防4.消毒の徹底>

感染者がさわったと思われる箇所を消毒することが必要です。特にドアノブやテレビのリモコンなどは、家族全員が普通に触る箇所であり感染源になりやすいので注意して下さい。

<予防5.感染者との接触を避ける>

アデノウイルスは感染力の非常に高いウイルスになり、感染が明らかになった場合は感染者との接触を極力避ける必要があります。学校や仕事も数日間は休むことが必要です。(他の人にうつさないためにも)

子供が感染してお母さんが看病する場合においても、手洗い、うがいに注意し、タオルなどの共用は避けて感染しないように注意して下さい。

アデノウイルスは子供が多く感染すると考えられていますが、ウイルスの型も多く抗体も出来にくいため、大人にも普通に感染してしまいます。大人の感染では症状が重くなることもあり、感染予防には特に注意が必要です。夏に多いとされている感染ですが、今年は対策を練って効果的な予防を実践してみてはいかがでしょうか。

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