TOP > > 危険なかゆみは肝硬変などの病気が原因!シグナル掴んで早期治療

危険なかゆみは肝硬変などの病気が原因!シグナル掴んで早期治療

かゆみは誰でも経験していますよね。突然、無性に体がかゆくなって、我慢できずに掻いてしまうことがありませんか?かゆみは痛みよりがまんできないと言われているくらいです。かゆみの原因は、皮膚の乾燥やじんましん、かぶれ、虫刺され等が主に考えられます。

私たちはかゆみが起こると、ぼりぼり掻きながら、特に意識せず放置してしまいがちです。しかし、たかがかゆみとあなどっていると、大変なことになる危険なかゆみの場合もあるようです。

危険なかゆみの正体は

虫刺さされやじんましん等による一般的なかゆみは、細胞から分泌されるヒスタミンが原因で起こります。これは体の外部からの刺激によるもので、かゆみ自体は普通のかゆみです。危険なかゆみとは、ずばり内臓の病気が原因でおきるかゆみのことです。

その大きな特徴は激しいかゆみです。人間の皮膚は体の内臓の状態に影響されやすく、内臓の調子が悪かったり病気だったりすると、皮膚変化を起こしてかゆみを生じることがあるのです。皮膚は体の内部の状態を知らせてくれる鏡でもあるんですね。

皮膚炎症による一般的なかゆみは、皮膚科で薬をもらえば治療できますが、内臓疾患が原因の場合は、そう簡単にはいきません。内臓の病気そのものを治療する必要があるからです。しかも、かゆみを伴う内臓疾患には、命に関わるような危険な病気も含まれているのです。

肝臓病が原因となるかゆみの場合

肝臓疾患が原因のかゆみで、いちばん恐ろしい病気が「原発性胆汁性肝硬変」という病気です。この病気は中年の女性に多く、肝細胞で作った胆汁を排泄する管である胆管が破壊されることにより、胆汁が全身にまわり、激しいかゆみが生じます

この病気の原因ははっきり解明されてはいませんが、胆管破壊の要因として自己免疫反応との深い関係が指摘されています。また、この病気は進行すると肝機能がどんどん低下して、肝硬変や肝臓ガンになってしまう場合もあります。そしてここまで悪くなってしまったら、多くの場合、残された治療は「肝臓移植」に頼るしかありません。

腎臓病が原因となるかゆみの場合

腎臓疾患とかゆみには密接な関係があります。腎臓の機能が低下すると、かゆみの原因となる血液中のヒスタミンが増加する傾向が見られます。これは血液をろ過して、体の老廃物を尿として体外へ排出する働きがうまく機能していないからです。

症状としては、激しいかゆみとともにむくみが伴う場合があります。このような腎臓機能の低下が慢性的に続くようになるとやっかいです。慢性腎不全になると、治療が非常に困難になるからです。なぜならこの病気には、まだ完治する薬や治療法が確立されていないからです。

そうなるとやはり予防が肝心ですよね。生活習慣病と慢性腎不全には深い関係があると言われています。とくにメタボリックシンドロームは、慢性腎不全の大きな危険因子として注目を集めています。日頃の食事や運動、睡眠など、耳にたこが出来るほど聞かされる「生活習慣の改善」は、やはりあらゆる病気の予防手段なんですね。

危険なかゆみのシグナルを掴んで早期治療

以前からかゆみは「痛みの弱い感覚」と解釈されてきましたが、最近では、全く新しい解釈がされています。それは内臓の異常を知らせる内臓からのSOSのシグナルだというのです。例えるなら、地震を知らせるスマホの警報のように、いつもと違う全身のかゆみを感じたら、内臓からの警報だと思ってとにかく病院に行きましょう。早期治療が重要ですからね。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る