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心房細動が脳梗塞のリスクを高める?命を守るための対策について

「心房細動」と聞いた時、何やらとても重篤な症状にも聞こえますが、不整脈のことをこう呼ぶのです。高齢者に多く見られるのですが、単なる不整脈と軽視できません。

軽視できない心房細動のリスクについて

ピアノを弾く時に、リズム感を養うためにメトロノームを使いますね。心臓はまるでメトロノームの如く、正確なリズムを刻み続けます。緊張したり驚いた時には、心臓の鼓動は一時的に早くなりますが、これも時間の経過と共にいつものリズムに戻っていきます。

心身ともにリラックスしている時や、寝ている間は多少鼓動もゆっくりになりますが、常に心臓は精神状態に応じて、臨機応変に一定のリズムを保とうとします。心房細動の場合は、緊張しているわけでもないのに突然心臓がドクドクと早い鼓動を刻んだり、一瞬止まったりと、一定のリズムが乱れてしまう状態となります。

心臓の鼓動は心臓の収縮運動によるものですが、このリズムが崩れた時には、血液の流れにも影響してしまいます。ただ単にリズムが乱れるだけならいいのですが、血液の流れにも影響するのが問題なのです。

血液の流れが一瞬滞ると、血栓ができやすくなります。血栓を分かりやすく言うと、血が固まった状態なので、これが血流に乗り、移動して脳に到達すれば、脳梗塞の原因になってしまいます。これが心房細動を軽視してはいけない理由です。

心房細動は見逃されやすい?

心房細動は高齢者に多い症状だと言いましたが、突然の動機も年のせいと思い込んでしまう人が多いのです。また、心房細動の原因は年齢だけではなく、過度のストレスを受け続ければ、働き盛りの若い世代にも起こることがあります。

ストレスが強いと眠りにも影響するので、睡眠不足の状態に陥りやすくなります。困ったことに年齢が若い場合も、単なるストレスや疲れが原因だと都合よく考えてしまいます。もちろん単に疲れがたまっているだけというケースもありますが、心房細動が起こるという事は、体からの何らかのサインと考えるのも大切です。

疲れというのも蓄積されれば、体のどこかしらに影響が出ます。早い段階で疲労回復を意識すれば、体への負担も病気のリスクも軽減できます。心房細動が脳梗塞のリスクを高める以上、小さなサインでも見逃さない事の大切さは理解しておきたいですね。

これが進行すれば、物が上手くつかめず落とすようになったり、ろれつが回らなくなるという、脳梗塞特有のサインへと発展していきます。厄介なことにこうしたサインも、一時的なものですぐ消えてしまうので見逃されやすいのです。こうなるとかなり症状が進行しているので、いつ倒れてもおかしくない状態です。

心房細動のリスクを高める意外な原因

心房細動を起こすのは高齢者だけとは限りませんが、ややハードな運動をしている人は、特に注意が必要だと言われています。一見運動をしていれば体も鍛えられていますし、生活習慣病とも無縁な健康体のイメージです。

働き盛りの若い世代といっても、10代や20代とは違うので、中高年になれば血管や内臓など、それなりに体の老化も始まっています。運動しているという事を過信してはいけません。

運動後にお酒を飲む人、普段からタバコを吸う人、運動しているからと高カロリーの物を食べてもいいと思い込んでいる人は、特に注意が必要です。運動も健康維持には欠かせない事ですが、その他で血管や心臓に負担をかけていれば、意味を失ってしまいます。

心房細動のリスクを回避する方法

心房細動の原因も個人差がありますし、年齢もいろいろです。しかし高齢者になるほどリスクは高まりますし、平均的にも女性より男性の方がリスクは高いとも言われています。食事の内容、お酒の量、タバコなど他にも心房細動のリスクを高める物があるので、それを改善するのもリスク回避につながります。

たんなる思い過ごしと軽く考えず、何らかのサインがあった場合には早めに病院に行き、原因を確かめておくことも大切です。年齢とともに心臓や血管、他の臓器も老化による影響を受けます。特に問題はなくても定期的に健康診断を受ける事で、病気のリスクを発見しやすくなります。

心房細動は誰にも起こりうるものですが、全員が脳梗塞になるという事ではありません。しかし心房細動に脳梗塞のリスクが潜んでいる以上、予防と対策も重要です。血の流れも影響しますし、年齢とともに血流も悪くなりがちです。

血液サラサラを意識して、食事と生活習慣を見直してみましょう。心房細動は治療も可能です。自己判断では解決できない部分もあるので、医師に相談して対処していくのもひとつの方法です。

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