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ストレスが癌になる…知っていましたか?ストレスと癌の因果関係

ストレスが癌になるという事を耳にした事はありますか?

確かに、すでに癌の疾患を持ってらしている方で、ストレスを大きく感じられる方と感じられない方では、予後どのくらい生きる事が出来るのかに大きく影響するという事が良く言われます。

では、現在癌になっていない人でも、ストレスを抱えていくと癌になりやすくなるのでしょうか?

ここでは、癌とストレスの因果関係、そして、癌を予防する為に、という意味でのストレス・コントロールについて考えていきたいと思います。

ストレスと癌の因果関係

ストレスは癌にどのくらいの影響力を及ぼすのでしょうか?

最近少しずつ明らかになってきた事ではあるのですが、ストレスを感じやすい人と感じにくい人では、癌になりやすいか、なりにくいかにも、大きな違いが出る事が分かってきました。

ストレスが溜まると、体内に活性酸素が溜まっていきます。ストレスとは非常に抽象的な概念で、心の面の世界の様に思えますが、実はストレスを感じると、コルゾチールという物質が分泌され、身体に様々な有害な影響を与える事が解っています。

ストレスによって免疫が低下する

人の体はストレスを感じると、コルゾチールの他にも、脳の神経回路を通して様々な物質が分泌される様に出来ています。

その中にある、「アドレナリン」「ノルアドレナリン」「コルチコステロイド」と呼ばれる物質が多く分泌されると、免疫系のバランスが崩れ、免疫が低下してしまいます。免疫が低下する事によって癌細胞が出来やすくなる、という状況に陥ってしまうのです。

癌予防の観点から見たストレス・コントロール

では、具体的にどの様な事に気をつければ良いのか、という事について考えていきたいと思います。

私たちは日常的に、沢山の刺激に晒されています。ストレスの基本的は、「外側からの刺激」と言えると思います。私たちは強度の違いこそはあれ、常にストレスを感じる状態にあります。

例えば、冬の寒い日に外に出れば、肉体的なストレスを感じます。また、長時間移動したりする事によって、肉体的な疲労だけではなく、精神的なストレスを感じたりしますね。

実は、ストレスとは常に降り掛かっているもので、私たちが全くストレスを感じない状態になる事は不可能です。

良いストレスと悪いストレス

ところで、ストレスにも「良いストレス」と「悪いストレス」があるのをご存知ですか?

人の身体の働きは、原則、全ての働きに意味があるとされています。何故ストレスを感じる様に出来ているのか?何故、ストレスを感じた時に問題となる物質が分泌されるのか?

それは、その物質が私たちに役に立っている時があるからに他なりません。実は、「適切なストレス」というのは、「適切な緊張感」の事を意味しています。

私たちは適切な緊張感を持つ事によって、集中力を保ち、外敵から身を守る事が出来るという性質を持っています。これは「良いストレス」の部類に入ります。

「悪いストレス」とは、つまり強すぎるストレスや、長く続きすぎるストレスの事です。多くの場合、自分自身が不安を感じたり、心配事を考え続けたりする事によって起こります。

人は外側からの刺激に反応しているわけではない

「悪いストレス」が癌の原因になるという事をお伝え致しました。「悪いストレス」は、主に不安を感じたり、心配事に気を取られたり、急なショックなどの出来事により起こります。

不安を感じる事、心配事に気を取られる事、これらは普通、「この出来事が起こったからそう思った」という様に思えるかも知れませんが、実はそれだけではありません。

例えば、同じ出来事でも、それを「チャンス」と捉える人もいれば、「危機」と捉える人もいます。実は私たちは、日常的に、出来事に対して無意識に意味付けをし、その意味付けに心を大きく左右されています。

出来事よりも、捉え方に意識を傾ける

私たちは日常的にストレスを感じ続けています。ストレスを全く感じないという状態になる事は不可能です。つまり、まず「ストレスは感じるものなのだ」という事を受け入れる事が余計な不安を解消し、癌を予防する事に役に立ちます。

ストレスを「感じるか・感じないか」だけに意識を向けると、ストレスを感じる時にどうしてもイライラしたり、苦しくなってしまうのです。そして、感じたストレスに対して、「肯定的な捉え方を積極的に選んでいく」、という心の準備をしておく事で、大分ストレスは軽減されます。

最初から「感じるもの」と思っておいて、その対処法を沢山持っている状態にする事が、最も良いのですね。上記の事を踏まえると、ストレスは大分軽減されます。

私たちは日常的にストレスを感じるので、常に癌のリスクとは隣り合わせと言う事が出来ます。ストレスと良い付き合い方をし、癌のリスクをなるべく下げる生き方をする事は、これからの時代、大切な技術になって行くのかも知れません。

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