TOP > > 癌細胞のエネルギー源を知ってますか?糖質カットで兵糧攻め治療

癌細胞のエネルギー源を知ってますか?糖質カットで兵糧攻め治療

1206025

健康を考える時に「食事」は最も大切な項目であり、これをないがしろにしていては、どの様な健康対策を行っていても意味がないでしょう。

人間は細胞に命を吹き込むためにエネルギーが必要です。そしてそのエネルギーを得るために食事はあるのです。

しかし、本来エネルギーを供給するはずの食事が、その方法を間違えてしまうと身体にとって悪い影響を与える結果にもなってしまいます。

そして時にはガン細胞を増殖させる原因にもなるのですから・・・。

世界的に炭水化物に対する風当たりが強くなってきた

栄養の世界では「三大栄養素」とか「五大栄養素」と言う言葉があります。その中に含まれるある栄養素に近年注目が集まっているのです。

栄養素についておさらいしてみよう!

だれもが義務教育の過程で栄養素について勉強しますよね。皆さんも聞いたことがあると思いますが、「タンパク質」「炭水化物」「脂質」が三大栄養素でこれに「ビタミン」「ミネラル」を加えたものが五大栄養素です。

更に「食物繊維」を入れて「六大栄養素」と呼ぶ場合もあります。栄養素について少しおさらいしてみましょう。

  • タンパク質:アミノ酸でできており、筋肉や爪など身体を作る栄養
  • 炭水化物:エネルギーの原料であるブドウ糖を作り出す
  • 脂質:体温を維持、エネルギーの原料、細胞膜の材料にもなる
  • ビタミン:身体の機能を補助し、栄養が吸収しやすくする
  • ミネラル:身体の生理作用を補充したり骨や歯を作ったりする
  • 食物繊維:消化器官を助けて老廃物を体外へと排出させる

こうしてみるとどれも重要な働きをしていますが、大切なのはバランスを取ることです。一定の栄養素に偏った摂取は、他の栄養素とのバランスを崩してしまい健康に悪影響を与えてしまう場合があります。

中でも炭水化物にはちょっと注意が必要みたいです。

日本人に多い勘違いは肉に関する迷信

shutterstock_1973108602

日本人の中でも中年以降に多い勘違いが「太る食材」に関するものです。日本人は古くからの日本食に自信をもっており、「日本食=ヘルシー」と信じてやみません。

しかし、本当に日本食はヘルシーだったのでしょうか?その疑問が世界で起こっているようです。

日本の食事は主菜、副菜、汁物から構成される「一汁三菜(一汁二菜)」ですが、これは主食であるごはんにおかずと漬物が数点付いたメニューです。

西洋の食事では主食はメインデッシュであり肉料理です。日本人の考えでは肉は健康に悪く、米は健康に良いと考えています。つまり、お米が主食の日本食はヘルシーで、肉が主食の洋食は不健康と言う感覚です。

この考えには「米は植物だから」との過信があるのではないでしょうか?

米は植物でも野菜ではないと理解しよう

米は確かに植物には間違いありません。しかし、それだからと言ってキャベツやほうれん草と同じく野菜と考えてはいけません。

栄養素的に見てみると野菜は「ビタミン」「ミネラル」「食物繊維」が主ですが、米を代表する穀類は「炭水化物」「食物繊維」でできているのです。

同じ植物でも穀物は炭水化物が主成分なのですから、いわゆる野菜とは全く栄養素が違うことになります。そして炭水化物は脂肪を作る糖質でできているのです。

しかし、日本人は畑で採れるものは「植物=野菜=ヘルシー」と勝手に思っている節もあり、これでは健康管理も間違ってしまう可能性さえあるのです。米や麦は穀類であって野菜でないことをしっかり理解して下さい。

肥満の原因は脂質よりも炭水化物に含まれる糖質だ!

shutterstock_1237379742

よく肥満の原因として「ジャンクフード」が槍玉に上げられますが、その中でもハンバーガーは悪役中の悪役とされています。アメリカのアニメでも太っている人の手には、なぜかハンバーガーを持たせていることが多いですよね。

まぁこれはちょっとした悪意を感じますが、ハンバーガーの食べ過ぎで肥満になることは間違いない事実でしょう。しかし、ハンバーガーの何が肥満を発症させる原因なのかがはっきりとしません。

日本人のイメージでは「ハンバーガー=ハンバーグ=肉」ですよね。そうなると「油一杯の肉(ハンバーグ)」が太る原因となってしまいます。

しかし、栄養素で見てみると肉はタンパク質です。筋肉を作るたんぱく質は肥満の直接原因にはなりにくく、それよりもハンバーガーのパンにこそその原因があるのです。

パンの原料は「小麦」です。そして小麦は炭水化物(糖質)が主成分となり、脂肪の蓄積原因になります。そうハンバーガーで肥満になる原因は肉よりもパンにこそ原因があったようなのです。

糖質は身体のエネルギーを作り出す重要な栄養素で、脳も主に糖質によるエネルギーで活動しています。しかし、糖質の過剰摂取は血糖を急激に上昇させて脂肪の蓄積を招き、肥満の原因になることが解明されています。

もちろん脂質も食べ過ぎると健康に悪影響がありますが、肥満にとって注意するべきは脂質よりも炭水化物(糖質)だったのです。

お米の考え方の勘違いが悲劇を招く

一昔前のアメリカでは増えすぎた肥満対策を行う上で、伝統的な肉食を減らして炭水化物を主食とした食生活を推奨してきました。

いわゆる「日本食ブーム」を牽引した時期で、「SUSHI(スシ)」はセレブが注目するヘルシーメニューだったのです。

しかし、実際に肉食が減ってもアメリカ国民における肥満者数が減りません。反対に増加傾向にありここで、初めて糖質の罠に気が付いたのです。

アメリカ国民は健康になろうとして肉食から炭水化物食に切り替えることで、かえって肥満者を増加させていたのです。

日本でも同じ勘違いをよく見かけます。高校生くらいの女の子がダイエットに興味を持つことは仕方がないことでしょう。確かにダイエットした方が良い人もいるでしょう。

しかし、その時協力する母親の知識に問題があります。肉類を食べさせないで「ご飯」「イモ類」「根菜」を食べさせることが多いのです。

おさらいしますと、肥満の原因は主に糖質です。

  • お米
  • ニンジン
  • カボチャ

などは全て炭水化物であり、糖質を多く含んでいます。

肉類を制限して炭水化物を多く摂取することは、筋肉を減らして脂肪を増やす食生活にしかなりません。本人は一生懸命我慢してダイエットしているのですが、誤った知識ではとんでもないことになるのです。

炭水化物の議論には決着がつかない

このように炭水化物を肥満の原因であるとする「炭水化物制限派」と、炭水化物は人間にとって必須のエネルギーとする「炭水化物摂取派」の戦いが巻き起こっています。

特に最近では若い世代を中心に「糖質制限ダイエット」が人気で、主食を制限する食生活がポピュラーになっています。

これに対して炭水化物摂取派では、「炭水化物を制限せずにバランスの良い食生活こそ健康の源」であるとの従来の考えかを変えていません。

日本での議論はまだまだ決着がついていませんが、世界では少しずつ方向性が見えてきたように思えます。それが「炭水化物を制限する」方向へ向かっているように見えるのです。

なんとガンまで!?肥満以外の健康被害でも糖が原因になっていた

shutterstock_80137033

肥満の原因と知られている糖質ですが、実は摂取しすぎると様々な病気の原因にもなります。多くは血液中の血糖が急激に増加するのが原因で、糖尿病や高血圧など生活習慣病を引き起こされてしまいます。

糖尿病は血液中の糖が増える病気で、原因は膵臓で作られるインスリンの分泌異常です。そしてインスリンの分泌異常を引き起こす原因が、炭水化物(糖質)の過剰な摂取だったのです。

しかし、このような生活習慣病よりも恐ろしい病気が、糖により引き起こされていた可能性を指摘する専門家がいます。その病気こそ「ガン」なのです。

過剰な糖質が発ガンリスクを向上させている

人間の病気との闘いはガンとの戦いと言っても過言ではなく、ガンは相変わらず病気での死亡原因の1位をキープしています。

ガンにはいくつかの種類がありその原因には様々な理由が上げられているのです。ガンが発症すると疑われている原因を紹介します。

  1. タバコの喫煙
  2. 空気汚染
  3. アルコールの摂取
  4. 食事と肥満
  5. 運動不足
  6. 野菜、果物摂取不足
  7. 塩分の過剰摂取
  8. ピロリ菌感染
  9. 肝炎ウイルスなどへの感染
  10. 環境汚染
  11. 紫外線、放射線
  12. 食品添加物の摂取
  13. 遺伝
  14. その他

この中でも「食事と肥満」はガンが発症する高い要因とされています。それは肥満が原因による生活習慣病が発症し、それがガンの発症に繋がるとの指摘からです。

要は炭水化物の過剰摂取は、肥満の原因であり発ガンのリスクを上げる要因にもなり得るのです。

糖質はガン細胞を増殖させるエネルギー源だった

近年、ガン治療の現場に変化が起きているそうです。それは主に食事の分野で「ガン患者の食事には炭水化物を少なくする」取り組みが注目されているのです。

実はガン細胞の主なエネルギー源は糖質で、通常の細胞よりも多くの糖質を必要にします。これはミトコンドリアを持たないガン細胞の特性であり、この性質がPET検査にも応用されているのです。

PET検査(陽電子放射線断層撮影検査)とは細かいガン細胞まで見つけてくれる最新のガン検査装置ですが、この装置の仕組みに糖が使われていることをご存知でしたか?

PET検査は予め患者に特殊な糖を血液中に入れて、それがガン細胞に多く集まるのを見つける検査だったのです。

身体に入った糖は普通の細胞でも使用されますが、ガン細胞はより3倍~8倍の糖を必要とします。従って特殊な加工した糖を入れることで、ガン細胞だけに多く集まりそこを撮影するのです。

このように現在の医療においてもガン細胞が糖質を好むことは解明されており、PET検査にも応用されています。そして糖質こそがガン細胞を増殖させるエネルギーなのも解っていたのです。

糖質制限は有効なのか?病院で指導される食事に疑問を持ってみよう

Fotolia_50767890_Subscription_XXL

病院で何らかの病気を診断された場合、治療と共に食事指導を受けるとかあります。特に肥満が原因の糖尿病では食事制限を含む指導がされるようです。

しかし、一昔前までの指導では「カロリー」が重視されており、栄養素そのものについての指導は重視されていたとは思えません。バランス重視と言いながらも食事の量を減らして、カロリーを少なくすることが主目的となっていたのです。

例えば、糖尿病は血液中の糖が増加することが原因で起こる病気です。細胞による糖の吸収を促進させるインスリンの分泌が減少し、血液中の糖が増加してしまうのです。

インスリンの分泌が阻害されてしまう原因は過度の高血糖で、分泌器官が疲弊してしまうことにあります。単純にその問題を改善させるには、糖の量を減らす他はないのです。

しかし、日本の糖尿病での食事指導では、カロリーを減らして、ご飯を中心とした指導を未だに行っている病院があります。糖が糖尿病を発症させているのに、炭水化物を中心とした食事を推奨しているのには疑問を生じますよね。

同じく、ガンの治療においても食事指導があります。しかし、こちらもご飯を中心とした構成で、あくまでバランスを重視した内容になっているのです。

現在ではこのような炭水化物の取り扱いに疑問を持つ医師も大勢おり、病気によっては「糖質制限食」を推奨しています。

糖質を抑えてガン細胞を兵糧攻めにせよ

ガンと言っても一概には語ることはできません。しかし、PET検査にもある通り、ガン細胞が通常の細胞よりも糖質を好むことは間違いない事実です。

糖質はガン細胞の最大のエネルギー源なのです。しかし、一般の細胞や脳も糖質がないとエネルギー切れになってしまうのも間違いなく、ここでジレンマが起きてしまうのですね。

しかし、糖質の量をコントロールすることができて、「一般の細胞ではぎりぎり間に合う」、「ガン細胞ではエネルギー不足」の状態を作り出せれば、ガンの増殖や再発を防ぐ方法になると思います。

ガン患者の増殖防止や再発予防には血液中の糖を減らして、兵糧攻めにすることも有効な手段だったのです。

糖質を少しカットする努力が必要かも

Fotolia_27538792_Subscription_XXL

糖質制限の話になると、賛成派・反対派が入り混じって、大きな論争になっています。今でもインターネットニュースには日々「糖質は悪い」「糖質カットは健康被害を」などのニュースを見かけます。

しかし、内容を見ると「炭水化物を絶対食べない」など極端な例が多く、私達が生活する上で役に立つ情報は少ないのが現実です。

完全な糖質カットはなかなかできない

ここで重要なのは「日本人は昔から農耕民族で米を食べていた」とか「日本はこの食生活で世界一の長寿国になった」とかの話ではく、「糖質がガン細胞の増殖や再発の原因になるのか?」なのです。

そうであれば、ガンを発症した人は炭水化物を必要最小限だけ食べて、タンパク質や野菜を中心とした食生活に切り替えるべきではないでしょうか?

実際に炭水化物(糖質)を全てカットすることは、よほどの覚悟がないとできることではありませんよね。醤油などの調味料にも入っていますし、のど飴にさえ糖質は入っているのですから。

ご飯を食べない食生活を推奨すると「糖質が全くなくなる=危険」とする論評を見かけますが、あくまで「糖質を必要最低限に減らす」のが目的であり、論点が全く違うことを理解して下さいね。

ガン患者の再発予防に食事内容を変えるのも有効

それではガンを発症した患者がどのような食事にしたら良いのでしょうか?私の意見では主食であるご飯の量を以前より減らすべきだと考えています。

身体にとって必要な栄養である事には間違いありませんが、糖質が多くなることでガン細胞が活性化するのも事実みたいです。

それであれば、糖質を若干制限する方法がベストだと思います。やり方は簡単です。

今まで朝1杯、昼1杯、夜1杯のご飯を食べていたら、昼のご飯をやめて「ささみサラダ」などの非糖質のメニューに変えるのです。

また朝、夕も

  • 玄米食
  • 全粒粉のパン
  • 大豆粉パン

などの抵糖質食材を食べたりするのも良い方法です。

こうすることで、必要分の糖質は得られて、またガン細胞には十分なエネルギーを送ることができなくなるでしょう。

糖質の議論は日本では難しい問題か?

海外では炭水化物と糖質の悪影響については、議論が進んでいますが、日本ではなかなか決着がつかないようです。患者も賛成派と反対派の医師を選ぶ必要があり、全く違う指導を受けているケースも見られます。

これは、日本の食生活が「米」が中心であることが原因で、農業政策的にも「米が悪者」とは言えない環境があるからではないでしょうか?

炭水化物が悪者と決めてしまえば、米も悪者になってしまいます。これからも日本ではそのようなことを言えるとは到底思えません。だからこれからも一定の病院では、糖尿病患者にご飯を中心としたメニューを指導するでしょう。

また、ガン患者にも同じことをすると思います。しかし、食事の内容なんて別に病院から指導されなくても、ちょっとした知識があれば私達でも考えることはできるのです。

私の意見としてはガン患者が再発を恐れながら、炭水化物中心の食生活(米類、麦類、麺類)を送っているのにはリスクがあると思います。

今回の内容は医師の中でも意見が分かれており、結論は出ていません。これからも様々な研究内容が報告されると思いますし、それによってまた違う新しい発見が生まれるかも知れません。

「ガン細胞と糖質」皆さんはどう感じましたか?

キャラクター紹介
ページ上部に戻る