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不妊治療は女性だけではない!男性特有のがんが妊娠に影響?

不妊治療は女性の代名詞?

近年は、女性特有の病気で子供が欲しいのに妊娠ができず、悩んでいる夫婦も多いようです。確かに子宮や卵巣の機能がなくなれば妊娠は不可能になります。

ただでさえ、少子化の時代に子供が欲しいのに産めない辛さは、ご本人たちだけではなく、日本国家の将来に関わる由々しき問題です。しかし、この重要な問題を女性の責任にする風潮もあることも確かです。

しかし、男性の生殖能力に問題があって妊娠に至らないことも多くなってきました。生まれつき精子の製造能力がなかったり、弱かったりする病気もありますが、本来その能力ががあっても後天的な要因で失われてしまうこともあります。

男性が生殖能力不能に

たとえば、男性の場合は精巣がんや膀胱がんの治療、あるいは小児がんの治療の後遺症で、生殖能力が低下あるいはなくなってしまうことが懸念されています。1番直接的なものは、精巣がんです。発症年齢は、1~2歳の乳幼児や20~40代の生殖年齢期が多く、手術は腫瘍側の精能力を切除する方法が取られます。

場合によっては、放射線照射による治療のため正常な精のうの精子生産能力が低下したり、生殖に必要な神経を損傷することがあり、これらの影響で、生殖が不可能になってしまうことがあるのです。

また、小児がんの治療の後遺症で生殖能力が必要になった時に不能になることもあります。また、膀胱がんになった場合、尿道や精のうごと切除してしまうこともあるため、生殖ができなくなります。

このように男性でも不妊に陥るリスクはたくさんあります。手術時の年齢によって変わってきますので、これらの状況になった時、考えなくてはならないのは生殖可能な手段です。

男性の不妊治療

上記の病気が原因で、男性の生殖行為あるいは能力がなくなった場合、妊娠に至ることは不可能です。また、放射線治療や化学療法を行っても数年で生殖能力が回復しますが、流産する確率が高い傾向にあります。

そのため、男性の不妊治療が必要になります。女性の場合は、卵子を取り出し、冷凍保存することがありますが、男性も生殖能力があるうちに精子を取り出し保存する必要があります。

特に強く元気な精子でないと、卵子との受精に至らないため、取り出す年齢や時期が重要です。また、精子を生産する能力が低い場合は、精子を生産できる細胞を取り出し、後に本人に戻すという治療の研究も始まりつつあります。

人工授精

男性も女性も卵子や精子を保存していく以上、医学的に受精させる技術が必要です。シャーレーで受精卵になった後、子宮に戻し妊娠にこぎつけるという道を歩まなくてはなりません。

しかし、この治療は成功率が低い場合ことが多く、婦人科医の頭を悩ませます。また、患者夫婦達にとっても治療費が高い上、治療は妊娠するまで続くため金銭的にも余裕がないと成功させられません。

精子もそうですが、卵子も老化していない若い年代の卵子でないと成功率が低いのが現状です。その上、生殖自体を人間が操作して良いのかという倫理的な問題もあり、不妊治療に関しては問題は解決するには、時間がかかりそうです。

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