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摂食障害、過食。原因は・・・メンタルトレーニングでコントロールを!

摂食障害の一つである過食。現代社会の問題の一つです。過食による肥満から、ダイエットに走りリバウンド・・・それが深刻化し過食症あるいは拒食症を引き起こします。過食症と拒食症は実は表裏一体、摂食障害が深刻化すると、この2つを繰り返す負のスパイラルに飲み込まれてしまいます。

日本において、約30年前と比べると現在の男性の肥満者の割合が増えてきています。40歳代~60歳代では全体の30%以上が肥満であるとの事。1987年が平均すると15%ぐらいだった事を考えると、かなりの勢いで肥満が増えてきていると言えます。

アメリカでの現状

さて、日本では30年前と比べて肥満率がアップしていますが、肥満等に関心の高いアメリカではどうでしょうか・・・。

実はアメリカでは80年代から増加傾向になり始めた様です。1988年から1991年の間のデータでは、20歳~74歳の間ではアメリカの人口の30%が太り過ぎという結果になっているのです。

その流れが日本にも来ていると考えられます。肥満の問題が先行していたアメリカでは色々な研究がされています。80年代の後半までは人は自分が消費するカロリー分しか体に蓄えず、現在の様に肥満化する人はアメリカでも多くは無かったのです。

社会の状況

日本でも90年代の後半から肥満化の傾向が出始めているのですが、日本のBMI指数は欧米よりも厳しく、日本の場合、アメリカ等の様な極度の肥満は少ないのです。しかし体質的にBMIが低くても糖尿病等に罹りやすい傾向にあります。数値が低くても日本人の場合は油断できません。

ではなぜアメリカでは80年代後半から、日本では90年代後半から肥満化の傾向が強まったのでしょうか・・・。

80年代のアメリカでは外食産業が活性化し、人々は外で食事をする事が増えてきました。また日本では90年代バブル経済崩壊後、地価が下がった事でファストフード店等にとっては出店がしやすくなってきました。またコンビニ等の出店も加速していきました。

これらの事は、何時でも手軽に食べ物が手に入る環境が整ってきたと言えます。またオフィスなどでも「置き菓子」が流行るなど、常に間食が出来る様な社会になってきています。気ままに食べる習慣が身につき、空腹でないのに食べてしまう様な生活になってきているのです。

食べ物の誘惑

気ままに食べられる環境が整ったところで、供給する側の食品業界は、人々が食べたくなるものを作る事に心血を注ぐ様になります。

食品業界では「砂糖」「脂肪」「塩」の3つをふんだんに使用したものが売れると言われています。これら3つ使った食品は刺激も強く、食べると脳が喜ぶ為、空腹でもないのにどんどん食べてしまう様です。いわゆる「止められない、止まらない」という状況ですね。

実はこれは「砂糖」「脂肪」「塩」を多く盛り込んだ食品の特徴です。味が単純なだけに、いくら食べても満足感が得られず、ひたすらに食べてしまいます。じつはこれはアメリカ発祥のファストフード店の食事の特徴でもあるのです。

「砂糖」「脂肪」「塩」を組み合わせた食品は、非常に嗜好性を高めているため私達の脳内の配線を変えてしまう力があると言えます。体が今必要としている栄養素とは違うのに、脳はこの食品をもっと食べる様に指令を出すのです。少し怖い気がします。

打ち勝つメンタルトレーニング

では、過食の誘惑に打ち勝つメンタルトレーニングはどのようなものでしょう。まず大切な事は、過食は意志が弱いから・・・という意識を捨てる事です。意外に思うかもしれませんが、食べたいものを食べてはいけないと思うと長続きしないのです。

多少の失敗は織り込み済みと考え、食に関する悪いサイクルを断ち切る事が大切です。それには満腹感を得られる食事を選ぶ事。それにはタンパク質が重要です。タンパク質は比較的緩やかに消化吸収されます。その速度は砂糖の倍以上かかります。そのため空腹感を遅らせる事が出来ます。

また食物繊維を多く含むものも効果的です。日々の食事にタンパク質と食物繊維を含むものを増やし、炭水化物や糖分を抑え気味のものに変えるだけで、一度の食事で満腹感を得る事が出来るのです。

根性に頼っても継続していく事は困難、多少食べ過ぎても構わない・・・こんな心構えで、食事自体を見直す。これが過食を抑える近道です。

食事は楽しくなくてはいけません。その為にも無理は禁物。食事自体を見直して一度の食事で満腹感を得られれば、過食を防ぐ事が可能になるのです。

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