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乳癌の手術で乳房は残す?残さない?それぞれのメリットとデメリット

乳癌の手術、今日では乳房温存が主流となっていますが、温存するとどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?乳房全摘出と温存のそれぞれについて、分かりやすくお教えします。

乳癌、その手術の方法とは?

乳癌の治療法としては癌の大小に関わらず、まずは摘出手術を医者から勧められます。方法は大きく分けて以下の二通りになります。

①部分切除(乳房温存)

これは癌とその周囲の組織を切り取り、乳房自体は残す方法です。その際には術後の追加治療として、摘出周りにあるかもしれない取り残しの癌細胞を殺す目的で、放射線療法もセットになります。

メリットとしては、乳房への外的なダメージが小さく済む事が挙げられます。デメリットとしては、術後の病理検査の結果後、癌細胞を取りきれていないと判断されれば、追加切開の可能性がある事、また、放射線治療で1ヶ月弱は病院通いの必要が生じる事が挙げられます。

②全切除(乳房全摘出)

これは更に以下の2パターンに分かれます。

ⅰ乳房を全摘出のみ
ⅱ乳房を全摘出した後、乳房再建

ⅰのメリットとしては、基本術後に放射線治療が必要ないと判断されるので、病院通いが短く済む事が挙げられます。また、乳房を残さないので再発の可能性が低いと見なされます。そして費用も一番安く済みます。デメリットとしては、術後の跡が大きく残る(後述します)ので、容姿を気にする人には向かないという事です。

ⅱのメリットとしては、費用以外は先述に同じです。デメリットとしては、乳房再建時に掛かる身体への負担(他の部位からの脂肪・皮膚組織の摘出)とそれらの費用がⅰに上乗せされる事が挙げられます。

乳房全摘出を勧められるのは、こんな場合

乳癌は、分散せず核を持ちそのまま大きくなるタイプと、小さな状態のまま乳房の広範囲に点在するタイプがあります。乳房全摘出を勧められるのは後者の場合です。また、手術跡は乳房の膨らみは全く無い上に一本の線が引かれたようなものになります。

乳房全摘出して感じた事

ここからは乳房全摘出経験者である私の感想になります、ご了承下さい。自分は通院を早く終えたかったし容姿も気にしていなかったので、全摘出の後に再建を希望しませんでした。

しかしながら術後、パートナーに手術跡を見せると非常にショックを受けていました。実母も同じ反応でした。自分は気にしない事が、他の人には衝撃を与える結果になるとは思いもしませんでした。ですので、乳癌手術を受ける事になったら、必ずパートナーとどのようにするかを相談して下さい。

また、乳房全摘出してしまうと、手術跡があばら骨に皮膚が乗っている状態になり、勿論全摘出用下着で保護出来るのですが、胸部のプロテクターが一枚無くなったような心もとなさを感じました。これらより、自分としては乳癌手術を受けられる際は乳房温存をお勧めします。

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