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乳房にしこりが見つかったらどうすれば良い?-乳房腫瘍②悪性の場合

乳房の定期検診、受けていますか?定期検診やセルフチェックでしこりが見つかり、それがもしも悪性腫瘍だったら…?

突然のことに頭が真っ白になってしまう瞬間ですが、悪性だからこそ冷静な対処が必要になります。定期検診を推奨されているのは40代以上です。必要な年齢になったらきちんと専門機関を受診しましょう。

定期検診はいつから受けるべき?

近親者に乳がんを経験した人がいるから自分にも遺伝するのではないかと若い頃から不安を抱えている、という人もいますが、乳房の定期検診は40代以降にのみ推奨されています。

これは、必ずしも乳がんの遺伝性が高いものではなく、若い頃の検診にはリスクを伴うので、不安解消のために受診するのはお勧めできません。

遺伝性の乳がんでなければ、そこまで不安を抱える必要はありませんから、セルフチェックをこまめに行うか、エコーや視触診で見てもらうようにしましょう。

マンモグラフィは、触っても分からないような小さながんを見つけるのが得意です。数ミリ程度の石灰化でも発見出来ますから、もししこりを見つけたり、遺伝の不安などがある場合にはマンモグラフィを受けることをお勧めします。

悪性腫瘍の種類

もし検診やセルフチェックで見つかったしこりが悪性腫瘍と分かったら、怖がらずにどんなタイプのものかをしっかり医師に尋ねましょう。乳房の悪性腫瘍とはつまり乳がんです。場所や出来方によって5つの種類に分けられます。

乳頭腺管がん
充実腺管がん
硬がん
特殊型
炎症性乳がん

一ヶ所だけにぽつんとできるタイプと、砂をまいたようにがんが散ってできるタイプとあり、悪性腫瘍が見つかった時には、どのように出来ているかでその後の処置が変わって来ます。

納得のいく治療法を見つけよう

もしも腫瘍が見つかって、それが検査の結果悪性と分かったら、まずはどんな治療法があるのかを医師と相談するべきです。治療法はひとつではありません。腫瘍の状態や他の臓器への影響の有無などに合わせて

外科療法(手術)
放射線
薬物療法(ホルモン療法、抗がん剤療法)

などから選択されます。外科手術も、必ずしも乳房を全て摘出すると決まっているわけではありません。どのように治療したいかを自分でも積極的に考えてみることも大事です。納得の行く説明と対応をしてくれる医師を見つけて、不安の無い治療を始めましょう。

時折見られることですが、良性腫瘍を悪性と思わせる説明をして手術をしたがる医師もいます。悪性腫瘍で外科手術が必要と言われたら、セカンドオピニオンを求めるのも悪いことではありません。

治療後の心構え

治療後の検査を怠らない

初期の段階できれいに癌を除くことができても、その後の検診は再発予防のために必要です。医師による診察は3ヶ月~半年に一度、しばらくの間受け続けて様子を見ます。経過によって、医師から受診の頻度を変更する指示が出たらそれに従いましょう。

がんの経過は、2年、5年、10年を区切りにして観察して行きます。ずいぶん時間が経ってから再発する可能性もゼロではないので、油断をせずにチェックを行う必要があります。

全身の定期検診を毎年きちんと受ける

乳がんは、血液やリンパに乗って全身に流れやすいので、乳房以外の場所へ転移する可能性があり、最初に転移がなくて治療できれいに取り除けたとしても、全身のチェックも怠らずに続ける必要があります。

再発と転移を防ぐのは、こまめな検診による早期発見が一番の方法です。見えないがんに再び苦しめられないためにも、術後こそ油断大敵と思って検診、検査を続けて行きましょう。

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