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体臭が強くなる原因は?わき、足、加齢臭も正しく対策して改善しよう

体臭とは、体から発する臭いのこと。

アフリカ人や欧米人は体臭の強い人種で、体臭もひとつの個性と考えて上手に香りのケアを楽しむ人が多くなっています。

一方、日本人や韓国人などの東アジア人は他の人種に比べ体臭が非常に少なく、体臭があると目立ちやすいので、体臭を好まない傾向があります。

この世の中に「全くの臭いのないという人」は存在しないので、たまに自分の体臭が少し感じられる程度なら神経質に気にする必要はないのです。

しかし体臭のケアに無頓着過ぎると、臭いが原因で対人関係に影響を及ぼすようになるので注意しなければなりません。

いつでも自信を持って過ごせる爽やかさんを目指すため、体、脇、足など気になる体臭の原因や予防法をしっかりチェックしておきましょう。

指摘されてドキッ!気付きにくい体臭はどうやって発生している?

体臭は、体から分泌される汗や皮脂などが放つ臭いです。体臭と呼ばれるものには

  • 汗の臭い
  • 脇の臭い(ワキガ)
  • 足の臭い
  • 加齢臭

などがあります。これらは生きている限り、誰もが多少は持っている臭いです。体臭の強弱には個人差があり、ほとんど臭わない人もいれば、周りの人がすぐ気づくほど体臭が強い人もいます。

自分の体臭に気付きにくいのはなぜ

自分の体臭にコンプレックスを持っている人、自分の臭いを常に気にしている人も増えてきています。

しかし他人に指摘されて初めて自分の体臭や口臭に気付く人も少なくありません。これはけっこうショックですよね。しかし他人には臭いが分かるのに、当の本人が気付きにくいのはなぜでしょう。

それは、私達の鼻は同じニオイを嗅ぎ続けているとそのニオイに慣れて鈍感になってしまうためです。嗅覚は同じニオイに適応しやすい感覚昨日なのです。

同じニオイを嗅ぎ続けるとそのニオイに鈍感になってしまうこの現象を「嗅覚疲労」とも言います。

自分に体臭があるかどうか気になりますよね。周りの人に「私におう?」と聞いてみるのもひとつの手かもしれませんが、それはお互いにちょっと気まずいかもしれないので、自分の鼻で客観的に確認して納得してみると良いでしょう。

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体臭の原因

実は体臭の全てが不快なものというわけではありません。中にはその人の個性をアピールする「フェロモン」というかすかなニオイも含まれます。

フェロモンは脇などの下にある「アポクリン腺」という汗腺から分泌される汗に含まれます。これは異性をひきつけるためのホルモンで、思春期頃から分泌し始めます。動物の場合は自分のなわばりを示す目的でも分泌されます。

体臭には本人や周りの人が不快に感じる臭いもあります。その主な原因は汗です。汗には、アポクリン腺から分泌される汗のほかに全身に分泌する「エクリン腺」という汗もありますが、どちらの汗もほとんどが水分なので、汗そのものは臭くありません。

汗をかいた直後は臭くないのですが、時間が経過すると汗に雑菌がどんどん増殖し、悪臭を発するようになるのです。

エクリン腺で分泌される汗には体温の上昇を抑える重要な役割があります。暑い時には誰もがたくさんの汗をかきますが、汗そのものが悪臭の犯人というわけではないので、必要な時はしっかりと汗をかいてください。

しかし、中には汗そのものが臭う場合もあります。汗は血液からしみ出た水分で作られており、その成分には体内に存在するミネラルや毒素などの量が反映します。

そのため、生活習慣や食生活が乱れると汗の成分が変化し、自分で気づかないうちに汗が臭くなってしまう場合もあるのです。

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体臭の原因は雑菌!体臭を予防するために実践したいこと

汗が臭うのは困りますが、汗をかくことはもちろん悪いことではありません。体臭を予防するために必要なのは、汗をかかないようにすることではなく、かいた汗に雑菌が増殖するのを防ぐことです。

体臭が出る前に体を清潔にする

まず、汗をかいたら放置せず、こまめに汗を拭き取ったり衣服などを着替えたりすることが体臭予防の基本です。かいた汗をすぐに拭きとるだけで、臭いを抑える効果はぐっと高くなります。

汗を洗い流して体を清潔を保つことも大切です。お風呂では石鹸やボディソープを使って、汗や皮脂とニオイを洗い落としましょう。

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もちろん、体だけでなく大切な衣類になるべく汗がしみこまないようにすることも忘れてはいけません。衣類に汗や皮脂が付くと雑菌が増殖し、繊維に悪臭がしみつきやすくなってしまいます。

汗をかいた後に衣類は洗濯で汗や皮脂をしっかり落としておかないと、乾いた後も臭いが出やすくなるので、洗濯にはひと手間かけるのがポイントです。

洗濯機で洗う前、バケツにぬるま湯、洗剤、衣料用酸素系漂白剤を入れ、汗や皮脂のついた衣類を30分程漬け置きし、その後に洗濯機を通常通りにまわします。

スポーツをする人の衣類、夏の洗濯物は毎回漬け置きすると、汗をかいても雑菌が増殖しにくくなります。汗の臭い対策には抗菌作用を持つ柔軟剤の併用もおすすめ。

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体の内側から体臭を予防

また体臭が強くなる原因は、汗や雑菌といった外側の問題だけでなく、体の内側にもあります。

ニオイの強い食品を食べると一時的に体臭が強くなることはよく知られていますよね。スパイスを常食するインド人は体臭からスパイスの香りが感じられると言います。またニンニクやニラを食べると、翌日は息だけでなく体も臭いが強くなることがあります。

これは、消化された食べ物の栄養や成分が腸から血液に吸収される時にニオイの成分も吸収され、血液と一緒に全身を巡る時に毛穴からガスと一緒にニオイの成分が放出されるために起こっています。

もともと日本人は体臭がほとんどない人種だったのですが、現代人は昔の日本人より体が臭うようになってきました。

その理由は食生活の欧米化です。肉や乳製品など動物性脂肪を多く含む食品を食べるようになってからは、余分な脂肪酸が過剰な皮脂として分泌されるようになり、皮脂が酸化して汗や雑菌と混じるために不快な臭いを放ちやすくなってしまったのです。

昔の日本人の食生活は、米、野菜、豆類、海藻類など植物性食品が中心で動物性脂肪の摂取量が少なかったため、汗をかいても体が臭うことはありませんでした。

「体を清潔にしているのになかなか体臭が消えない」という人は、食事の内容も見直してみてください。次のような食生活が体臭を強くしてしまいます。

  • 肉や油っこい料理をよく食べる
  • スナック菓子や洋菓子をよく食べる
  • ハンバーガー・ピザなどのファストフードをよく食べる
  • 野菜はあまり食べない
  • バターやチーズなどの乳製品はよく食べるがヨーグルトはあまり食べていない
  • お酒をよく飲む
  • 根菜・海藻・きのこ・果物といった食物繊維が多い食品はあまり食べない

もちろん肉を食べてはいけないというわけではありません。肉は良質なたんぱく質と豊富なビタミンが含まれ、健康を維持するためにも必要な食品です。バランスのとれた食事を心がけ、肉やお酒は控えめにします。

体臭を予防するのは抗酸化作用を持つ栄養素です。脂肪酸の酸化を抑え、臭いの発生を予防してくれます。

抗酸化作用を持つ栄養素にはビタミンA(カロテン)、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールがあります。これらは緑黄色野菜、果物、ナッツ類に豊富に含まれています。

野菜や果物には、汗臭を軽減するクエン酸や酵素も含まれます。健康管理のために野菜は1日350g、果物は200gの摂取が推奨されていますが、ほとんどの日本人が不足しています。体臭の気になる人は特に野菜や果物をしっかり食べるようにしましょう。

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また、動物性脂肪の摂取量が多く食物繊維の摂取量が少ない人は、体臭がさらにきつくなりやすいので注意が必要。

動物性脂肪は腸内に悪玉菌を増やし、悪臭のする毒素を発生させます。すると、おならも臭くなりますが腸から吸収された毒素が血液を巡って毛穴や呼気から排出されるので、息や体臭も臭くなってしまうのです。

毒素が巡ることは、もちろん体や美容にも良いことではありません。腸内の善玉菌を増やす食物繊維や乳酸菌(ヨーグルト、味噌、ぬか漬けなど)をしっかり摂取して腸内をクリーンに保ちましょう。

食物繊維は、腸内の老廃物や毒素を絡め取って便と一緒に排出する消臭作用を持っています。ココアにも食物繊維がたっぷり含まれていますよ。

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体質も関係するけどケアできちんと予防できる脇の臭い

体臭の中でも、自分で「私臭ってる?」と気になりやすいのが脇の臭いです。強い異臭を放つ「ワキガ」は、周囲の人に敬遠されやすく、自分自身にとっても大きな悩みになってしまうものです。

脇の下が臭う理由

脇が臭うのは、アポクリン腺から分泌された汗が化学変化を起こしてニオイを持つ物質が発生するためです。

アポクリン腺から分泌される汗はもともと臭くありませんが、汗が空気に触れたり細菌に分解されたりすると、ニオイのもととなる成分が化学変化を起こし、悪臭を放つようになります。

また緊張すると脇汗をかくことで知られるように、アポクリン腺の発汗量は精神的なストレスによって増えるため、ストレスの強い人は脇の下が臭いやすくなってしまいます。徹夜明けに脇の臭いがきつくなることも。

更年期になってから脇のにおいに悩む女性もいますが、加齢によって自律神経やホルモンのバランスが乱れ、それほど暑くないのに大量の脇汗をかくようになることも原因に考えられます。

ワキガについて

ワキガの原因は体質です。生まれつきアポクリン腺の量が多い人は、アポクリン腺から分泌される汗の中にニオイ成分が多く含まれるため、脇のニオイが強くなります。わき毛が多い人は、毛に汗や細菌が溜まりやすいのでさらにワキガ臭が強くなりがちです。

脇の臭いの正体

ワキガ臭は「ネギの臭い」「鉛筆の芯の臭い」「古い洗濯ばさみの臭い」など、さまざまな表現で形容されます。この独特な臭いを構成しているのは、アポクリン腺から分泌される次のニオイ成分。分泌後に皮膚で雑菌に分解されると臭いが生じます。

3-メチル-3-スルファニルヘキサン-1-オール
ワキガ特有の硫黄臭のもとです。
3-メチル-2-ヘキセン酸
古い雑巾のような臭いのもとです。
3-ヒドロキシ-3-メチルヘキサン酸
カレースパイスのような臭いのもとです。

(参照…花王株式会社 香料開発研究所)

中でも3-メチル-3-スルファニルヘキサン-1-オールは微量でも臭いが強いので、ワキガの人のアポクリン腺から汗が分泌されると、硫黄臭を持つ臭いが目立つようになります。

脇の臭いを予防するには

脇の臭いを予防するには、脇の下に汗が溜まらないよう、発汗を抑えたりこまめに汗を拭いたりして清潔を保つことが必要です。

脇の下は風通しが悪いため、かいた汗が溜まりがちです。脇用の汗取りパットを使ったり、こまめに服を着替えたりして脇の下と衣類を清潔に保ちましょう。

デオドラント効果の高い制汗剤や消臭剤を使うのも効果的ですが、毛穴を詰まらせてしまうと汗や皮脂が入り混じって逆にニオイが強くなったり、刺激で炎症を起こしたりしてしまうので、依存し過ぎには注意が必要です。

薬局で手軽に入手できるグリセリンや食品添加物のミョウバンを水に溶かして脇に塗ると、肌にやさしいデオドラント効果も期待できます。

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脇のお手入れはこまめに。脱毛は毛抜きやカミソリなどの方法で自己処理をする女性が多いかもしれませんが、夏前はエステの脇脱毛を利用してツルツルの綺麗な状態に仕上げておくのも、汗をかいても雑菌が増殖しにくくなるのでオススメです。

革靴やブーツを履く人は要注意!蒸れて発生する足の臭い

体臭の中でも強烈といわれるのが、靴を脱いだ時にモワーンと立ち込める足の臭いです。

世間では「足が臭いのはオジサン」というイメージがつきものですが、足の臭いは男女関係なく発生するものです。ひそかに足の臭いに悩むうら若い女性も少なくありません。

足が臭くなる理由

足から悪臭が発生する理由は、靴の中で悪臭のもととなる雑菌が繁殖するためです。

足から分泌された汗や皮脂・角質層のたんぱく質が雑菌のエサとなり、蒸れた靴の中で雑菌が増殖すると悪臭が発生します。

汗自体は臭くありませんが、靴を履きっぱなしでいると発汗量も増え、靴は通気性が悪いため中が蒸れてしまいます。

足の裏は、汗腺が集中していて発汗しやすい場所です。足の裏に汗腺が発達しているのは、滑り止めとして汗を出し足の裏を湿らすためで、誰でも足の裏にはたくさんの汗をかきます。

1日中履いていた靴だと、中は湿度90%以上、温度は35~40℃と雑菌が増殖するには天国のような状態になります。汗や皮脂といったエサも豊富なので、雑菌が大量に増殖してしまうわけです。

足の悪臭の正体

足の臭い人が靴を脱いだだけで、周りの人が顔をしかめることも。特有の臭いの正体は、次に挙げる成分です。

イソ吉草酸
納豆やチーズのような臭いのもとです。雑菌が汗やたんぱく質を分解した時に発生します。
イソ吉酸アルデヒド
不快な刺激臭を持ちます。雑菌が汗やたんぱく質を分解した時に発生します。
酢酸
酢にも含まれるツーンとした酸っぱい臭いのもとです。汗の中に含まれています。

イソ吉草酸・イソ吉草酸アルデヒドは、不快な臭いを持つことで有名な物質で、少量でも強く臭います。イソ吉草酸アルデヒドは特定悪臭物質にも指定されている迷惑な悪臭のもと。靴の中にはこのような悪臭成分が生じるため、油断すると足はすぐ臭ってしまうのです。

足の臭いを予防するには

足が臭いと、よそのお宅の玄関やお座敷で靴を脱ぐのが憂うつになってしまいます。いつでも人前で堂々と靴やブーツが脱げるよう、しっかりニオイ対策を行っておきましょう。

足の臭いを予防するには、まず足と靴の中を清潔に保つことが大切です。

入浴時には、石鹸を使って足の裏や指の間までしっかり洗浄し、汗と雑菌をしっかり洗い流しましょう。足に雑菌が残っていると、靴を履いた時に臭いやすくなってしまいます。

靴下や靴の中も汗などの汚れと雑菌がしみついてしまうので、靴の中に汗をかいたら靴下はこまめに取り換え、靴は同じ物を履きっぱなしにしないで、数足をローテーションで履き、1日履いたら休ませて換気します。靴も長持ちして一石二鳥です。

足を毎日しっかり洗っているのに足の臭いがなかなか消えないという人は、靴や靴下の清潔にも目を向けてみてください。

【足の臭いが気になりませんか?足の臭いをたちまち消す簡単な方法】

足の臭いを消してくれるのは市販の消臭ケアグッズだけではありません。身近な天然成分の力を借りて消臭するのもおすすめ。

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特に、毎日革靴を履いている男性やブーツを愛用しているおしゃれな女性は、足が蒸れて臭いやすいのでしっかり足の臭い対策を行ってくださいね。

男性だけでなく女性も!中年以降で濃くなっていく加齢臭

「加齢臭」は加齢に伴って生じる体臭のこと。2001年に資生堂リサーチセンターの研究員が発表してから「お父さんの臭い」として世間によく知られるようになりました。男性だけでなく女性も同じように加齢臭が起こります。

個人差はありますが、加齢臭は中年以降に始まり、加齢と共に臭いが濃くなっていきます。男性はアラフォーくらい、女性は閉経後から加齢臭が強くなるようです。

加齢臭は頭髪や耳の後ろ、背中から臭いやすく、臭いは肌着やまくらにしみついて洗濯してもなかなか消えないのが特徴です。

加齢臭の正体

加齢臭は「古本の臭い」「枯草の臭い」「ブルーチーズの臭い」などと言われる、青臭いような脂っぽいような臭いです。

ノネナール
皮脂に含まれる「9-ヘキサデセン酸」などの脂肪酸が酸化して発生する物質。青臭さ、油っぽさが感じられる臭いを持ちます。20~30代の若い人の体にはノネナールが発生しませんが、中年以降の男女はノネナールが発生しやすくなります。
ペラルゴン酸(ノナン酸)
ライオン株式会社が発見した、30代の男性特有の加齢臭のもと。古い油のような臭いを持ち、体幹に多く確認されています。皮膚に存在し、皮脂量の多い30代に最も分泌されます。
ジアセチル
株式会社マンダムが発見した、男性特有の加齢臭のもと。首の後ろと後頭部に多く確認されます。汗に含まれる乳酸が皮膚の常在菌に分解されて発生し、ジアセチルと酸化した皮脂が入り混じると、古い油のような臭いを放つようになります。

30~50代で強くなることから「ミドル脂臭」と名付けられています。

このように男性は、30代以降で加齢臭のもととなる数種類のにおい物質が分泌されるため、女性より加齢臭が目立ちやすくなっているのです。

加齢臭が強くなる理由

男性は、中年になると男性ホルモンの影響で皮脂の分泌が盛んになり、皮脂と一緒に加齢臭のもととなる物質が増えて加齢臭が出始めます。

また、老化による腸内環境の低下も加齢臭の原因になっています。腸内の悪玉菌が多いために腸内で生じた毒素が汗に混ざり込み、臭いが生じやすくなってしまうのです。

加齢臭を抑えるには

女性は、男性の加齢臭に敏感に察知して抵抗を感じる傾向があります。お父さん世代の男性は、家庭では奥さんや娘に、会社では若い女性社員に敬遠され、じっと耐えるしかないのでしょうか?

いえ、加齢臭はそのメカニズムを把握してきちんと予防対策を行なえば、加齢臭をぐっと減らすことができます。ポイントは「皮脂の分泌を抑える」「皮脂の酸化を防ぐ」の2点です。

加齢臭を予防するには

  • 皮脂の過剰な分泌を抑えるため、動物性脂肪の摂取を控える
  • 皮脂の酸化を抑えるため、抗酸化作用を持つ栄養素をしっかり補給する
  • 乳酸菌を補給して腸内環境を整える
  • 体はごしごし洗い過ぎない
  • 皮脂汚れに強い洗剤で衣類や寝具の汚れをしっかり落とす

といった対策が有効です。

「加齢臭」は皮脂成分が酸化されることで発生します。常在細菌の代謝によって発生するわけではないので、消臭成分の配合された防臭効果のあるボディシャンプーを使ったり、ボディペーパーで皮脂をこまめに拭き取ったりするとよいでしょう。

入浴時には、背中の洗い残しがないように注意することがポイントです。

なかなか洗濯できない冬用の衣類などにはニオイが蓄積しやすいので、衣類用の消臭スプレーを使用するとよいでしょう。

髪や体は、皮膚の潤いを守りながら皮脂をすっきり落とすシャンプーやボディソープで丁寧に洗います。ただし、ごしごしこすると洗い上がりの皮膚が乾燥し、皮膚が乾燥を防ぐために自ら皮脂を分泌して逆に加齢臭が強くなる可能性があるので注意しましょう。

体の中から加齢臭を防ぐことも大切です。加齢と共に皮脂が酸化しやすくなるので、抗酸化作用のある栄養素を食事から十分に補給して皮脂の酸化を抑えます。

動物性脂肪を摂取すると皮脂が過剰に分泌されてノネナールなどのニオイ成分が増えてしまいます。

加齢臭が気になる人には、肉や油をたっぷり使った洋食よりも米を主食に野菜や豆類を使った和食をおすすめします。粗食と感じるぐらいがちょうど良いですよ。

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また中年以降から腸内の悪玉菌が急に増えることも加齢臭に影響しています。腸内環境の悪化は健康のためにも良くありません。腸内環境を整える食品を積極的に摂取しましょう。

赤ちゃんの時には腸内にいる菌の9割が善玉菌ですが、徐々に善玉菌の数は減っていきます。一方、悪玉菌は加齢と共に増え中年にさしかかると腸の機能が低下し始めます。乳酸菌、乳酸菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維を毎日しっかり摂取しましょう。

女性の加齢臭

男性よりは気になりにくいものの、女性もふとした瞬間に加齢臭の感じられることがあります。

女性の加齢臭の原因はノネナールです。30代後半からノネナールが発生しやすくなるので早目にニオイ対策を始めましょう。

女性の加齢臭が立ちやすい場所は頭髪です。加齢によって女性ホルモンのバランスが乱れてくると、頭皮の皮脂が過剰に分泌されてノネナールが発生しやすくなります。

頭皮の乾燥は皮脂の過剰分泌を招くので、保湿効果の高いシャンプーで髪の毛と頭皮を丁寧に洗い上げましょう。もちろん生乾きのまま放置すると頭皮に雑菌が増殖して臭いが出るので、シャンプー後はすぐにドライヤーで乾かしてください。

耳の後ろ、胸元、背中もノネナールが発生しやすい場所です。デオドラント効果のあるボディソープを使うとより効果的です。体にやさしいミョウバン石鹸も女性に人気があります。

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体が放つ異臭に注意!その体臭は病気が原因かもしれません

清潔を心がけているのに体臭が強い、今までと違う臭いがする、という場合は、何らかの病気が原因で体臭が起こっている可能性も考えられます。体のどこかに異常があると、汗のかき方や汗の成分が変わりやすいためです。

次に挙げるような体臭がする時は、特定の病気を疑って専門科を受診することもおすすめします。

病名 臭いの特徴 原因
疲労 アンモニア臭 肝機能の低下
極度のダイエット ケトン臭
(甘酸っぱい臭い)
エネルギー不足
糖尿病 ケトン臭 糖代謝の異常
脂漏性皮膚炎 脂っぽい臭い 皮脂の過剰分泌
肝臓病 カビ臭さ
アンモニア臭
解毒機能の低下
腎臓病 アンモニア臭 尿を作る機能の低下
魚臭症
(トリメチルアミン尿症)
腐った魚の臭い トリメチルアミンが分解できない体質

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足の臭いが強烈で困っている人も、何か思い当たる原因がないか探してみてください。

足の臭いの原因になりやすいのは「水虫」です。水虫そのものに悪臭はありませんが、水虫でジュクジュクしている患部の角質層には雑菌が増殖しやすくなるので、足の臭いが強くなってしまいます。

また糖尿病が進行して血管障害を起こしている人も、足先の血行が滞って靴ずれやたこなどのトラブルが起こりやすくなり、同じように患部に雑菌が繁殖しやすくなります。

糖尿病をはじめ何らかの内臓疾患があると免疫力が低下して、足のちょっとした傷口に感染症を起こして臭いが発生する場合もあります。

足の臭いの原因が病気である場合、その病気の治療が優先になります。少しでもおかしいと思ったらすぐ受診することをおすすめします。

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体臭がコンプレックスになってしまうとストレスが増え、体臭が強くなってしまう場合もあります。しかし体臭の起こるメカニズムを知り正しい方法でケアを行っていれば、体臭の悩みもすぐに消えていくはずです。リラックスしながらケアを行ってくださいね。

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