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口が臭いのは病気かも!口臭が原因になる病気とその特徴、対処法

口を覆う女性

口臭と一口に言っても、その種類は実に様々なものがあります。そして、それの感じ方も人によって違いが大きいものです。ニンニクを食べた後の口臭などは、食べ物由来の口臭の代表格ですね。

とは言え、「一人だけ餃子を食べないと不幸になる」と笑い話で言われるように、その場にいる人全員が同じニンニク入り料理を食べていたら、そうした臭いを感じなくなると言う現象もあります。

一方で、食べ物によらない口臭によって人間関係にひびが入ることもあります。さらには、口臭を発生させているのが内臓の病気である場合など、健康を害しているから口臭が出ていると言う、見過ごしてはならないケースもあるのです。

口臭のほとんどは口の中に問題があって発生している

口臭を考える際、食べ物やお酒に由来する臭気は別枠と言うか、あまり問題として考えないようです。大抵の場合一過性ですし、誰にでも起こり得ることや、本人が臭いのするものを食べたと言う自覚があるから、対策をしやすいと言う事もあるでしょう。

それに対して、生理的なものであれ病的なものであれ、口臭の主の体調やお口のメンテナンス不良によって発生する口臭は、往々にして社会的な問題を引き起こしてしまいます。

口臭の原因はそのほとんどが口の中にあり、その中でも舌苔から発生するものが最も多く、次いで歯周病によって発生している物がそれに続きます。

この2つで口の中で発生する口臭の大半を占めると言いますから、口臭全体から見ても圧倒的と言う事になりますね。

舌苔を掃除するだけで口臭は軽くなる

舌苔から発生する物質が口臭の最大の原因であると言うのであれば、舌のクリーニングをしたら口臭は弱まるのでしょうか。研究報告があったのでご紹介します。

本研究の目的は口臭治療における舌清掃の有効性を評価することである。被験者は舌苔を認める患者および本学職員と学生であった。最初に舌清掃指導して1カ月後に舌苔付着量と官能試験を行い、両方に改善が見られることを確認した。

清掃後の診査は1週間から1カ月後に行った。舌清掃後の診査時には口臭と舌苔付着量は改善していたが、PPD、BOPやプラーク付着状態には影響がみられなかった。

またVSC濃度と舌苔付着度との間には有意な相関が認められたが、BOPやプラーク付着状態との間には有意な関係はみられなかった。口臭の予防のために舌清掃を推奨していく必要性があると思われた。

(PPD:歯周ポケットの深さ・BOP:歯周ポケット測定時の出血・VSC:揮発性硫黄化合物(悪臭の元))

このように、舌をクリーニングすることで舌苔が減り、ひいては口臭が軽減することが研究によって示されていますので、舌をきれいにしておくことが口臭予防の大きな手段になると言えるでしょう。

この研究では市販の舌ブラシを使って、1日に1回以上のクリーニングを行ったそうです。汚れが気になる人は1日に数回行った人もいるようですが、強くこすり過ぎないような注意も事前にされていたと言う事です。

舌のクリーニングは舌を傷つけないように注意

舌苔が口臭の原因だと言われて鏡の前で舌を出してみたら、結構真っ白だったりするとショックですよね。あわてて薬局に舌ブラシを買いに行ったりして、メンテナンスと言う気持ちにもなりますが、まず落ち着いてください。

舌は片端が固定されていない筋肉の突起であると同時に、鋭敏な感覚器官ですから、強くこすり過ぎると傷つけてしまいます。一回で舌苔が取りきれなくても、少しはきれいになったらまた次回と言う事でいいのです。

舌苔の掃除方法

1.鏡を見ながら舌を思いきり前に突き出して、舌の後方に舌苔がついていないか確認してください。

2.舌ブラシを鏡で見える最も奥に軽くあて、手前に引いてください。決して力を入れ過ぎないようにしてください。またこの時に息を数秒間止めながら行うと、嘔吐反射が出にくくなります。

3.舌ブラシの先を水道の水でよく洗い、舌ブラシの先に汚れ(舌苔)がついてこなくなるまで、1.~2.を繰り返してください。

このように、舌の状態を見るのではなく舌ブラシの方を見て、汚れが付いてこなくなったらその回のクリーニングは終わりです。舌に傷をつけてしまうと、そこに感染が発生して口臭の元にもなりかねませんから、優しくこすって下さいね。

口が開いていると舌苔がたまり口臭の原因になってしまう

舌苔は自然に取れて行くことが多いのですが、ある条件を満たすと取れにくくなります。それが舌の位置です。舌は本来口の中の上の壁である口蓋にくっついています。

しかし、常に口が半開きの人ではそこから離れてしまうんですね。そうなると舌苔が自然に取れることがうんと少なくなり口臭の原因になります。

また、口はちゃんと閉じていても、反対咬合(いわゆる受け口)の人や舌の筋力が弱くて、舌先が下の前歯の裏に当たる人などの場合でもこうした現象は起ります。

最初は慣れないかもしれませんが、口をあく必要がない時はきちんと口を閉じ、舌は口蓋にくっついているようトレーニングしましょう。口を閉じるのも舌の位置を決めるのも筋力ですから、鍛えることは可能です。

私はすぐに「おえっ」となるので舌ブラシは苦手なんですが、大丈夫な範囲だけでもクリーニングするとずいぶん違いますよ。

口臭の原因物質は硫黄を含むガスになりやすい化学物質

さて、口臭の原因になっている物質についても見てみましょう。もちろん一つだけではなく複数の物質が絡んでいるのですが、主役は硫黄です。硫黄を含む有機化合物には悪臭を放つ物が少なくないのですが、それは口臭の原因にもなっています。

食べ物の悪臭でも、ニンニク臭のもとになるアリシンもこのグループに属していますし、ニラやラッキョウの臭いはアリシンに近いジアリルスルフィドと言う有機硫黄化合物です。

かと言って、全部が悪臭を放つ腐敗物質ばかりではありません。ブロッコリーのスルフォラファンやビタミンB7であるビオチンも有機硫黄化合物です。変わったところではゼロカロリー飲料に使われる人工甘味料、アセスルファムカリウムも有機硫黄化合物なのです。

舌苔から放出される悪臭物質は硫化水素ガス

硫化水素は化学式H2Sと表されることから見てもお分かり頂ける通り、有機化合物ではありません。有機物には炭素(C)が化学構造中にあることが必要条件だからです。無機物ではありますが、それでも強烈な悪臭を持っている物質です。

舌苔から放出される臭いの主成分はこの硫化水素です。卵の腐った臭いと言われ、火山性ガスに含まれる毒性物質でもあります。これは含硫アミノ酸に含まれる硫黄が、酸素を嫌う細菌によって還元(水素化)されて発生しています。

臭いのもう一つの主役はメタンチオールと言う物質で、こちらは有機硫黄化合物です。そして主役級ではありませんが、1割弱を占める第3の悪臭物質はジメチルスルフィドです。

これらの硫黄化合物は都市ガスの臭い付けにも使われています。硫黄化合物は燃えると亜硫酸ガスを出すので具合が悪いのですが、臭い付けに使われる物質は非常に強力な悪臭を持っていますので、ほんの微量を添加しているだけなのです。

ですから、燃えて出てくる亜硫酸ガスの量が問題になるような添加量ではないのに、充分臭いのです。これが口から出てくると考えるとちょっと嫌ですよね。

歯周病から出てくるガスは臭さのレベルがさらに高い

歯周病の病巣から発生する悪臭物質は、舌苔では2番手だったメタンチオールです。これは空気中に0.02ppb(1000億分の2)含まれているだけで臭いが存在することが判るぐらい臭い物質です。

これは12畳の部屋の空間(天井まで2.7m程度)に、水一滴の50分の1の体積のガスを混ぜた段階で臭いが感じられると言う事です。恐ろしい臭さですね、これが歯周病の病巣から出てくるガスなのです。

もちろん、これは臭いが感じられ始める量ですので、実際にははるかに多い量が出てきているでしょうから口臭がきつくなると言うことなんです。

チオール類は-SHと言う構造の前に炭化水素が付くのですが、だいたい恐ろしい悪臭を放つものが多いのです。

チオール類4つ

これに比べると、硫化水素の嗅覚閾値は20倍ぐらい多い量になります。とは言えそれでも12畳に2/5滴の体積ですからね、強烈な臭いであることには変わりありません。

この物質は、人の身体にとって必須アミノ酸の一つ、メチオニンから酵母や真菌類、乳酸菌などによっても作り出されます。口の中にはさまざまな菌類が住んでいますので歯周病は早く治しておきましょう。

第3の物質ジメチルスルフィドは磯臭さの原因

口臭の中には磯臭さとでも喩えたら良いような臭いがありますね。これがジメチルスルフィドです。この臭いは、海ではプランクトンが作り出しています。あるいは腐ったキャベツのような臭いとも言われます。

口臭の臭い物質の9割までは硫化水素とメタンチオールで構成されていますが、残りのほとんどがこのジメチルスルフィドなのです。この物質も含硫アミノ酸を原料に、口の中に棲んでいる微生物が作り出している悪臭物質なのです。

これらの含硫アミノ酸は、唾液や口の中の上皮細胞が古くなって剥がれた物、食べ物の残りかす、歯周病の病巣から出てきた血液や分泌物、膿などから供給されているのです。

ですから、

  • 食後のマウスウォッシュ
  • 歯周病治療
  • 舌ブラシを使った1日1回以上の舌のメンテナンス

によって口臭はかなり軽減することができるでしょう。

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硫黄は英語でサルファー、ラテン語でスルフルと言います。ですので、有機硫黄化合物の物質名には「サル」とか「スル」と言うのが入ることが多いですね。

メタンチオールは別名メチルメルカプタンで、どちらにもサルやスルは入ってませんが、構造の一部にスルフヒドリル基と言う物があるんですよ。

虫歯と口臭の間にはほとんど関係がなかった

虫歯があると口臭がひどくなるようなイメージがありますが、研究の結果虫歯の有無と口臭の間にはほとんど関係が見られなかったと言う事です。

このような生活習慣や口腔環境と口臭について調べた研究の結果は、意外に思えるものが多く存在していました。

たばこは口臭にほとんど影響しない?

機械で測定したデータだけを見ると、たばこと口臭の間にほとんど関係は見られなかったようです。しかしながら、これは研究の方法によって、実際の感じ方とは異なる結果が得られていたのだろうと思われます。

いわゆる「ヤニ臭い息」と言うのは、有機硫黄化合物をそれほど含んでいませんから、機械でそれを測定した研究では検出できなかったのだろうということなんですね。

三次喫煙の問題がクローズアップされてきて知られるようになった事実ですが、たばこを良く吸う人の呼気には、たばこの有害物質が含まれていますから、有機硫黄化合物以外の不快臭が口臭として感じられます。

たばこを良く吸う人の肺や気管、口の中にはたばこの有害物質が付着して、そこから揮発性の有害物質や悪臭が放ち続けられていると言う事です。

また、喫煙は口腔環境を悪化させて歯周病の原因や増悪因子になりますので、間接的にひどい口臭を発生させる原因にはなっている可能性が高いです。

歯磨き習慣と口臭はほとんど関係ない

これは得られたデータが示しているので、間違いないのでしょう。たばことは違って、別の悪臭要因も考えにくいですしね。実際、歯垢の量ですら口臭とはあまり関係がありませんでした。

とは言え、これは歯周病がない人の場合であって、歯磨き習慣がなかったり歯垢が溜まっていたりすると、いずれは歯周病に繋がり口臭を発生させる可能性は高くなるでしょう。

ですので、歯磨き習慣はしっかり付けておきましょうね。最低でも毎食後にマウスウォッシュくらいはして下さい。

歯を磨かなくても口臭とは関係ないと言われるとちょっとびっくりです。でも、それは飽くまで舌苔や歯周病が発生していないことが条件になるんです。

口臭は本人の認識とはかなり大きく異なっていた

他人の口臭に悩まされている人にとっては「なんであんなひどい口臭を放置しているんだろう」と思いたくなります。一方、口臭で悩んでいると言う友達から口臭を感じたことがないと言う事もありますね。

これは自分の口臭は感じられないと言う事が原因になっているのです。口臭は鼻の真下で発生する臭いですから、嗅覚がそれに順応してしまって感じなくなる、嗅覚疲労と言う現象を起こしてしまうのです。

ですから、同じような成分であっても、微妙に成分の異なる他人の口臭は気になるけれど、自分の口臭は判らないと言う事になるのです。もし自分の口臭が正確に感じられたら、口臭の悩みはうんと少なくなるでしょうね。

口腔以外が原因の口臭は1%ちょっとしかない

ある病院(病院名は非公開でした)での統計によると、口臭について診察を受けに来た人の1%強が、口の中以外に原因のある口臭だったそうです。これは例えば糖尿病であったり、副鼻腔炎であったり、肺炎であったりと言う事です。

肝臓病でもアンモニア臭がすると言いますが、口臭を意識する人の中でその割合は非常に小さなもので、レアケースと言っていいようです。

残りの約99%のうち、1/3は舌苔など、口の中の清潔さが失われていたことが原因の口臭でした。そして1/3は歯周病など、病的な口臭だったそうです。では残り1/3はなんだったのでしょう。

それは治療が必要な口臭自体が存在しなかったと言う診断結果でした。つまり、自分の口臭が他人に迷惑なんじゃないだろうかと言う、思い込みから受診されたと言う事ですね。

しかし、空振りに終わっても受診自体はお勧めしたいです。迷惑な口臭を振りまいていないと言う事が、お医者さんによって客観的に診断されれば安心できますよね。

先にお話ししたような、揮発性有機硫黄化合物の量を測る機械もありますので、客観的な診断が可能です。

口臭には性別も年齢も関係ない

イメージとして年配の人の方が口臭がきついような感じがしますが、それは口臭の原因となる舌苔や歯周病の罹患率が高いからのようで、そうした要因を取り除くと年齢性別に関係ないと言うことが判っています。

有意差と言うほど大きな差ではありませんが、面白いことに昼食前までは男性の方が、昼食後からは女性の方が口臭が強くなる傾向が見られたそうです。

原因は判りませんが、女性の場合午後2時以降夕方までの間に舌ブラシを使ったメンテナンスをするのが良いかもしれませんね。男性は朝起きたらやりましょう。

男女の口臭が発生するタイミングの違い

この測定時間帯と言う物でも口臭はずいぶん変化します。だいたい食事の直後は口臭が弱くなるのです。測定時間帯によって、成人の6%~23%が「社会的容認限度を超える」口臭を出しているそうです。

つまり、悪い時間帯に当たれば4~5人に1人は、我慢できないレベルの口臭を放っていると言う事になりますね。

自分の口臭で不安になる人も、自分の口臭に無自覚な人も、2500円くらいで簡易型の口臭チェッカーが売られていますから、お求めになっても良いかもしれませんね。ちゃんと揮発性有機硫黄化合物を測ってますよ。

口の中以外で発生する口臭の中には臭いで病気が判るものがある

先ほども紹介したように、レアケースではありますが肝臓病が進行してくると、肝臓で代謝されるはずのアンモニアが尿素に分解されず、呼気からアンモニアの臭いがする場合があります。

これは非常に重症の肝臓病、肝がんや肝硬変による高アンモニア血症の症状ですが、肝機能障害でトリメチルアミン尿症が発生した場合、魚の腐ったような臭いや下水道のような臭いがする場合もあります。

これらは口臭だけではなく体臭として現れることも少なくありませんから、判断しやすいでしょう。

糖尿病の口臭・体臭は甘酸っぱいケトン臭

アセトン臭とも言われるケトン臭は糖尿病が悪化して、インスリンの分泌が足りなくなってくると発生します。体臭や口臭として発生するので、結構他の人からの指摘も多いようですね。

また、糖質制限を始めて間もない人でもケトン臭は出ますし、シビアなダイエットをしている人でも発生します。ダイエット臭と言う呼び方をされることもありますね。

もちろん糖質制限自体は美容目的の減量用ではなく、糖尿病の予防改善のために、食後のグルコーススパイクを抑えるのが目的の食事療法です。

ただ、この言葉が独り歩きして、糖質制限ダイエットをしている人は臭いと言うイメージだけでうわさが広がっている感もぬぐえません。

ケトン臭は甘酸っぱい臭いとよく言われます。しかし、実際にはもう少し刺激臭の要素も含んでいます。実は言葉で説明するまでもなく、女性ならよくご存知の臭いです。端的に言うとマニュキュアの除光液の臭いなのです。

除光液にもいろんな種類がありますが、ラメ入りのマニュキュアを落とせるものにはアセトンが良く使われています。またネイルサロンでのネイルオフに使われている液体は純アセトンであることも多いようです。

ですので、様々なところで噂になっているダイエット臭ですが、猫の死体だとか夏場に一週間置いた生ごみだとか言うのはまったく的外れです。

ケトン臭対策は糖尿病治療と適切な水分量の確保で

もちろんケトン体はアセトンだけではなく、β-ヒドロキシ酪酸やアセト酢酸も含まれます。これは脂肪酸とは異なり血液脳関門を通過できる物質ですので、ブドウ糖が足りない時に脳でエネルギーとして使われます。

一方、アセトンはケトン体の代謝最終産物ですのでエネルギー物質としては使えませんし、酸でもないので危険なケトアシドーシス(ケトン体による酸血症)と言う症状の原因にもなりません。

さまざまな形で排泄されるだけです。このため、口臭などに出てくる臭いはアセトン臭と言う事になります。

これを防ぐには、まず糖尿病を治療し、インスリンの分泌や効きを改善することです。場合によってはインスリンの自己注射と言う方法を選ぶことになるかも知れません。

糖質制限による食事療法を行っている場合は、指導して下さっている先生に相談しましょう。基本は水分をしっかり摂って脱水を防ぎ尿からの排泄を促すことで、ある程度は対策できるでしょう。

魚の腐ったような臭いは尿毒症でも発生する

先に紹介した肝機能障害によるトリメチルアミン尿症ですが、これは先天的な酵素活性不足や欠如でも起こります。この場合、本人はいたって健康ですので、問題となるのはその強い悪臭だけです。

とは言え、社会生活に影響が出るほどの悪臭なので、最近では治療について研究が行われているようです。

このトリメチルアミン尿症は、腎不全から尿毒症が引き起こされた場合にも起こりますので、腎臓病をお持ちの方が、魚の腐ったようなとか、アンモニアのような口臭を指摘された場合、急いでお医者様にそのことを報告しましょう。

重症の肝臓病の場合普通の口臭と区別がつかないこともある

肝硬変など、重い肝臓病ではメタンチオールやジメチルスルフィドなど、普通の口臭と同じ物質が身体から発生する場合もあります。その他短鎖脂肪酸も口臭の原因になります。

こうしたものによる口臭は口内環境の悪化によるものや歯周病によるものと区別がつきません。ですので、肝臓に病気をお持ちの方は「口臭がきつくなった」と言う指摘を受けたら、お医者様に報告して治療のレベルを上げてもらって下さい。

胃や肺の病気では強い腐臭があるがそれほど多い口臭ではない

胃や十二指腸に潰瘍があると、そこで食べた物が異常発酵して臭いの物質が発生し、それが血液に吸収されることで、腐敗臭と感じられるような口臭として出てくることがあります。

また、感染症によって胸膜に膿がたまる膿胸や肺壊疽ではかなり強い腐敗臭が口臭として発生します。

また副鼻腔炎でも膿の臭いが原因の口臭が発生することがあります。とは言え、副鼻腔炎の口臭は、口呼吸になってしまった舌苔が付きやすくなることが原因の口臭もありますから、臭いの種類だけでは判別が難しいですね。

いずれもそれほど多い例ではありませんが、口臭として腐敗臭を指摘された場合には必ず受診して、口臭の原因になっている病気の診察を受けて下さい。

口臭の大部分は口の中で発生していて、全身性の病気はレアケースです。それでも他の異常と共に口臭がある場合には危険信号と捉えて治療に取り組んでくださいね。
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