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ビタミンDはアトピー性皮膚炎にも効果があった!

最近のビタミンに関する研究で注目を浴びているのはビタミンDです。

ビタミンDの様々な効能について盛んに研究がされています。今回、発表されたのはポーランドからの報告です。アトピー性皮膚炎
の患者にビタミンDの摂取により効果があるとのことです。白人男性での対象者となりましたが、アトピー性皮膚炎とビタミンDの効用については各国でも研究が進められています。

なぜビタミンDなのでしょう?

ビタミンDには実は、免疫を調整する作用があることがわかっています。多くの難治性疾患は何らかの理由で自己免疫の調整ができなくなることが原因の1つとされています。この様な病気を自己免疫疾患と呼ばれます。

その為、免疫調整作用があることがわかったビタミンDが注目を浴びるようになったのです。アトピー性皮膚炎もはっきりとした原因がわからない、自己免疫疾患の1つとされています。

どのような試験だったのでしょうか?

興味深い試験の内容ですが被験者にビタミンDを摂取してもらうという簡単な方法です。まず、アトピー性皮膚炎の患者さんを2つの
グループに単純に分けました。ビタミンDを摂取するグループとそうでないグループです。

両グループの患者の血液検査をしてビタミンDの血中濃度を測定しました。両グループには差が見られず、また平均値を示していた患者が殆どでした。

しかしビタミンDの血中濃度の低い値を示していた患者さんは、細菌性皮膚感染症を発症しました。この細菌性皮膚感染症とは普通、人の皮膚には沢山の常在菌と呼ばれる菌がいます。

これらは菌ですから当然悪さを起こす原因になりかねないのですが、人間の皮膚には強いバリア機能が働いています。カビの一種ももちろんいます。不衛生にしているとカビの一種が繁殖してしまいます。これが一般的にいわれる水虫などです。

身体の免疫力が低下するとこの菌にまで皮膚が対応できなくなり、湿疹や炎症、膿を伴う炎症、熱を伴う炎症、にきびなど様々な皮膚症状が発症します。またこの様な菌は皮膚の脂や汗などを餌として繁殖します。だから皮膚を清潔に保つことは大変重要です。

それではお話を試験に戻しましょう。被験者達にビタミンDを摂取してもらいました。するとアトピー性皮膚炎の重症度が低下していました。このことからビタミンDを摂取するだけでアトピー性皮膚炎が軽くなっていたのです。また副作用などもなく安全性にも注目されています。

ビタミンDを多く含む食品は何なのでしょうか?

こうなるとビタミンDを摂取するために食品探しをしていきましょう。ビタミンDを多く含む食品はキノコ類がまずあげられます。特にきくらげ類のものには多く含まれています。

またキノコ類意外ではなんと魚類がダントツに多いのです。それも一日に十分食べられる量です。魚嫌いな方にはちょっととお思いかもしれませんが、魚にはビタミンDの他にも様々な栄養素が含まれています。

背の青い魚にはDHAやEPAが多く含まれています。DHAは神経組織や脳の発育に関連していますし、物忘れ(認知症予防)にも良いといわれています。またDHAもEPAも血液をサラサラにする効果もあるのでコレステロール値を抑制する役割もしてくれます。

最近では魚を食べる機会も少ないかもしれませんが積極的に魚を摂るようにすると、十分です。成人で1日あたり必要なビタミンDの量は5㎍(マイクログラム)です。1㎍は100万分の1gです。

ほとんど日常的に食べている鮭やうなぎ、カツオなどの魚に必ず含まれているのです。イワシだと3分の1で十分なのです。魚嫌いな方も食べてみようと思われましたか?

そしてビタミンDのもう1つの効果はカルシウムを吸収しやすくします。そのためカルシウムを含む食品を一緒に食べると、骨を丈夫にもしてくれるのです。

カルシウムを多く含む食品は乳製品などですね。チーズ、ヨーグルトなどがこれにあたります。これだけの万能食品がありますから、アトピー性皮膚炎の患者さんには特に積極的に食べてもらいたい食品です。

一日に一食は必ず魚を食べてみましょう。そしてついでにカルシウムを含む食品も少し食べてみましょう。乳製品に多いのですが乳脂肪の摂り過ぎは肥満に繫がります。

この結果からアトピー性皮膚炎の患者さんだけでなく、健康な方でも栄養学的にみてもマスト食品ではないでしょうか。普通に食事内容に気をつけるだけで差が出てきます。皆さんも是非、食生活を見直してみませんか?

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