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子供がアトピー性皮膚炎だったら知っておいて!治療の注意点4つ

子供のアトピー性皮膚炎、心配ですよね。湿疹が痛々しくて、早く良くなって欲しい気持ちは親ならば誰でも同じです。特に、アトピー性皮膚炎の特徴のひとつには、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返すということがあります。

そのたびに一喜一憂してしまう人も多いでしょう。でも、焦りは禁物。時間をかけて気長に治療に取り組むことが肝心です。今回は、子供のアトピー性皮膚炎の治療を行っていく中で注意したい、4つのことについてお話ししていきます。

1.湿疹を消毒しないこと

アトピー性皮膚炎で湿疹ができている肌には、黄色ブドウ球菌がたくさんいます。治療に際してこのような情報を知ると、「菌を消毒すれば早く治るはず!」と考える人がいますが、絶対にやめましょう。消毒薬の刺激で湿疹がひどくなってしまいます。

湿疹のできている肌にいる黄色ブドウ球菌は、湿疹があるせいで増えたもの。黄色ブドウ球菌が原因で湿疹ができているわけではないんです。黄色ブドウ球菌の出す酵素で湿疹が悪化してしまうことはありますが、黄色ブドウ球菌をなくしても湿疹は消えません。

逆に、治療が進んで湿疹が治まってくれば、黄色ブドウ球菌は消えていきます。「菌=消毒しなきゃ!」と考えてしまいがちですが、大切なのは湿疹の治療。むやみに消毒しないこと。

2.食事制限は主治医と相談しながら

アトピー性皮膚炎が悪化してしまう要因のひとつに食品がありますが、だからといって親が自分達だけの判断で食事制限を始めるのは考えものです。2歳未満の子供は消化機能が未熟なので、食品によって湿疹が悪化している場合も少なくありません。

「これを食べた時に湿疹が悪化している気がする」という物がある場合には、それを避けるほうが良いのはたしかです。しかし、原因をしっかりと突き止めるためには、専門医の検査が不可欠。

自分たちだけの判断で厳しく食事制限をしてしまうと、栄養の偏りが心配なだけでなく、かえって治療の妨げになる場合も考えられます。食事制限をする場合には、主治医とよく相談した上で行いましょう。

3.すぐに効果がみられなくても落胆しない

アトピー性皮膚炎の治療には、どうしても時間がかかってしまいます。治療に通ってすぐに効果を感じなくても、焦ったり落胆したりしないことが大切です。親の立場からすると、せっかく治療に通っているのに改善しないと、「この病院はダメなのかも」とほかの病院に移ることを考えたくなりますよね。

でも、これを繰り返して病院を転々と変えている間に湿疹が悪化していき、かえって治療が長引いてしまうケースが少なくないんです。じっくりと腰を据えて治すつもりで、主治医とよく相談しながら治療に取り組みましょう。

4.良くなっても治療途中で中止しないこと

逆に、根気よく治療を続けると、以前よりもずいぶん良くなったと感じることがあります。そういう時に、「もう大丈夫!」と治療を中断してしまわないようにしましょう。

治療が突然中断されるのは、急な変化が起こるのと同じ。そのため、症状が急激に悪化してしまいやすいんです。良くなったように感じられても、主治医の意見をしっかりと聞いて、きちんと治療を続けましょう。

アトピー性皮膚炎は、薬による治療と正しいスキンケアを行えば、ほとんどの場合は症状をコントロールしていくことができます。親の自己判断や焦りでかえって長引かせてしまうことのないよう、落ち着いて治療に取り組みましょう。

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