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必ず知っておきたい!アトピーによる白内障の原因とその予防策

アトピー性皮膚炎により白内障を発症することはご存知でしょうか?白内障というと老人性のものや糖尿病での合併症によるものが一般的だと思われがちですが決してそうではありません。

実際に筆者はアトピーにより白内障を発症し、さらに網膜はく離にもなりました。ここではそんな筆者の体験談をご紹介しながらアトピーの方にぜひ知っておいてもらいたい予防策をお伝えしたいと思います。

若くても発症するアトピー性白内障

白内障というと目のレンズである水晶体が濁る病気です。これは一般的に老人性のものが多いのですがアトピー性皮膚炎からでも発症する可能性があります。ですから年齢も若いうちから発症する例が多く、実際に筆者も白内障を発症した時はまだ24才でした。

アトピーによる白内障の原因はまだはっきりとはわかっていません。これはまだアトピー性皮膚炎じたいの原因がわかっていませんので仕方ないといえるでしょう。しかしアトピー性皮膚炎は皮膚の異常ですからそれが目の水晶体に現れたとしても不思議ではありません。

白内障になると一度、濁ってしまった水晶体が自然治癒するのは不可能です。しかし早めに対処することで点眼などにより進行を遅らせることはできます。それには予防と早期発見がとても大切です。

白内障だけでなく網膜はく離で失明の危険性も!

アトピー性皮膚炎による白内障は失明までの危険性はありませんが、網膜はく離となると話は別です。筆者は白内障のほかに網膜はく離も発症してしまったので即入院、即手術という事態になりました。

網膜はく離とは網膜が剥がれてしまう病気であり、まさしく剥がれた部分は漆黒の闇でした。幸いにも筆者は手術により大事には至りませんでしたが、対応が遅れれば失明の危険性があるので網膜はく離にはかなり注意が必要です。

主な原因はステロイド薬と外傷によるもの

アトピー性皮膚炎の原因としてあげられるのがステロイド薬の影響です。ステロイドは一瞬で炎症を抑えてくれる素晴らしい薬なのですが、反面、リバウンドもひどく常用していると逆にアトピーが悪化することが多々あります。

このステロイドとアトピー性皮膚炎の白内障との因果関係ははっきりとはしていませんが、まったくの無関係ではないと思われます。

もうひとつの原因としてあげられているのが外傷です。アトピーの方ならご存知のようにあの痒さは尋常ではありませんよね。その強い痒さにより、目をこすってしまったり、叩いたりするのが外傷の原因といわれています。

実際に筆者も痒みを我慢するためにかなり強くまぶたの上からパシパシ叩いていました。この慢性的な刺激が水晶体を濁らせ、網膜をはく離させてしまった要因のひとつであったことは否めません。

日ごろからできる予防策

アトピー性皮膚炎の白内障は外傷によるものが大半ですから、とにかく目に刺激を与えないように気をつけましょう。痒くて、我慢できず、こすりたい!叩きたい!と思ったらまず冷たいタオルなどで冷やしてみて下さい。

たとえ弱い刺激でも慢性化してしまえば意味がありません。目には極力、手を持っていかないようにしましょう。

白内障の初期症状としては、まず視力の低下があげられます。なんかいつもよりパソコンや本などの文字が見えにくいと感じたら要注意です。また白内障の典型的な症状のひとつである飛蚊症は字のごとく視界をまるで蚊がチラチラと飛んでいるように見えます。

アトピーの方でこれらの症状が出たらすぐに眼科に行ってください。筆者も、白内障の手術から20年経っていますが、今も半年に一度は眼科に定期検診に行っています。

目の些細な異常は皮膚のようにすぐには気づけません。アトピー性皮膚炎による白内障の予防策として第一におすすめするのは、たとえ症状が出ていなくても定期的に眼科で検診を受けることです。

身体のどの部分ももちろん大事ですが、とくに目はとても大切です。手遅れにならないように日ごろからしっかりと予防しましょう。

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