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喘息のステロイド吸入でカンジダに!?知っておきたい副作用

喘息の治療薬として今一番よく使われているのがステロイド薬の吸入です。一般的にステロイド薬は吸入によって肺までにしか届かないので、副作用はないと言われてます。しかし油断はいけません。正しい使い方をきちんと守ってステロイド吸入を有効的に使いましょう。

ステロイド薬の吸入は喘息の強い味方

喘息の発作予防として使われているステロイド薬の吸入は、安全性がありとても有効的です。吸入によって瞬時に発作を鎮めることはできませんが、常時きちんと使っておくことで、喘息の発作を未然に防ぐことが可能だからです。

喘息患者の気管支は発作が起きていない時でも常にただれてしまっています。そこへストレスやハウスダストなどの刺激が加わると、過敏に反応して発作へとつながります。ですから常に気管支の炎症を抑えておくために、ステロイド薬の吸入を毎日する必要があるわけです。

しかし毎日のことになってくると使用に慣れっこになってしまい、つい油断しがちです。ステロイド薬の吸入は一般的に副作用がないといわれていますが、全くないわけではありません。使い方を間違えれば喘息の発作以外の症状に悩むことになってしまうので注意が必要です。

ステロイド吸入の副作用が少ないのはなぜ?

喘息の治療にはステロイド薬が使われるのが一般的です。その方法は内服、点滴、吸入方法がありますが、内服、点滴は一般的に喘息の発作が悪化している時に使用されます。それだけ副作用が強く、身体に対する負担がかかるため、長く継続していくには不向きな治療方法です。

それに対して吸入によるステロイドの投与は、薬の到達が肺までなので副作用の心配が少なく、身体に負担がかかりません。理由は炎症している気管支に直接働きかけができるため少量ですむことと、肺や気管支などから吸収されたステロイド薬は肝臓によってほとんどが分解排出されてしまうためです。このため内服や点滴などよりも、長期にわたる安全な使用が可能です。

油断できない局所副作用

このように副作用が少なく安全性の高いステロイド吸入ですが、油断はいけません。微量といってもステロイドは強い薬です。使用したらすぐにうがいをしましょう。さらに歯磨きや食事を摂ることも効果的です。

うがいを怠ってしまうとステロイド薬が口腔内に残ってしまい、声がれ、そしてカンジダ症の原因となります。カンジダというのはカビの一種であり身体中どこにでも存在している菌ですが、善玉菌が少なくなることで優勢になってしまう悪玉菌です。

喘息の患者さんは気管支が慢性的に炎症を起こしています。つまり身体の機能が弱っている状態ですので、薬の投与で善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れやすい状態ですから注意が必要です。

ステロイド吸入をされている方は、何年間もずっと毎日使われている場合が多いと思います。毎日のことだとついついうがいなど億劫になり、忘れてしまいがちになります。しかしそこはきちんと使用規則を守って、必ずうがいをしてください。

正しく使用しながらきちんと継続すること

喘息の発作が軽減したからと、ステロイド吸入を勝手にやめてしまう人もいるようです。しかしステロイド吸入は毎日、継続して使用することで発作を未然に防ぎます。ですから発作が出ていなくても、医師の判断がなければ使用を勝手に中止してはいけません。

喘息は、大発作に繋がれば命の危険性もあるたいへん怖い病気です。きちんと医師の判断にしたがってステロイド吸入は継続していきましょう。

ステロイド吸入しながら体質の改善を

ステロイド吸入は正しく使えば副作用が少ない安全性のある治療ですが、カンジダ症などの局所副作用の他に全身の副作用が全くないわけではありません。ですからステロイド吸入に頼ってばかりいてはいけません。

ステロイド吸入で気管支の炎症を抑えているわけであって、自力ではないのですから、少しでも体質の改善につとめることが大切です。気管支の働きは自律神経が支配しています。慢性的な炎症は何らかの原因があって身体が起こしている反応です。

もう一度、生活習慣や食習慣などで改善できることがないか見直してみましょう。規則正しい生活や、身体を冷やさない生活など、改善しなければならないことがあれば努力をしていき、ステロイド吸入に頼らない身体作りに頑張ってみましょう。

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