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成人でも意外と多い!アスペルガー症候群の人への適切な接し方

アスペルガー症候群という障害をご存知ですか?言語や知能の遅れはないものの、人とのコミュニケーションが取れないなど、社会的に適応できないと言われる発達障害の1つです。自閉症と同じくくりにされることが多いのですが、自閉症と共通する部分もあり、異なる部分もあります。

本人や家族に自覚はなく、過去にアスペルガーと診断されたことがなくても、社会で適応することが難しく、人から「変わった人」というレッテルを貼られるような人がいます。「隠れアスペルガー」と呼ばれています。

もし周囲に「隠れアスペルガーかも?」と思われるような人がいる場合、他の人と同様の接し方をするのはとても大変なことです。潤滑にコミュニケーションをとるためには、アスペルガー症候群の特徴と、正しい接し方を知る必要があります。

成人のアスペルガー症候群の特徴

成人のアスペルガーは一言で言うと「世間一般で言う常識が通用しない」ということ。暗黙のルールみたいなものはアスペルガー症候群の人には理解できないのです。

まずアスペルガーの場合、あいまいであったり、抽象的なものに対しての理解が苦手と言えます。はっきりとわかりやすく示す必要があります。

情報処理に関しては、一度にたくさんの情報を処理することができません。一度に複数の指示を受けると混乱してしまうことがあります。

対人関係においても、相手の気持ちを考えるということができないため、傷つけるつもりはなくても知らず知らず人を傷つけてしまうことがあります。

知能などの遅れがないため一見すると「普通の人」なんですが、学校や会社で都度都度トラブルが起きるため、「付き合いにくい人」、「ちょっと変わった人」と言われてしまうことが多いようです。

わかりやすくストレートに伝える

アスペルガー症候群である場合、あいまいなことばが理解できなかったり、揶揄の表現をそのまま真に受けてしまうことがあります。ありのままをわかりやすくストレートに伝えるようにしましょう。

「言わなくてもわかるだろう」は通用しません。本音と建前もありません。

そしてもちろん、アスペルガーの人が言うことばもストレートです。遠まわしに言ったり、うそをいったり、お世辞を言ったりすることができません。

なので時には傷つくことばを平気で言ってしまうこともあります。そのようなことばに傷つかないようにするということも、上手く付き合うためにはとても大切になってきます。

臨機応変や予定変更はNG

アスペルガー症候群の人は事前に決められたことを決められた順番でこなすことはとても上手です。しかしその場にあわせて臨機応変に対応したり、急に予定が変更したりしてしまうと、何をどうすればいいのか混乱してしまいます。

自分の考えに強いこだわりを持っているので、外部によって順序やルールを変更させられることにものすごく抵抗を感じてしまうのです。

仕事を任せる時は、やらなければならないことをマニュアル化すると理解が早まりますし、変更が必要な場合は前もって通達しておく必要があります。

指示は1つずつ、的確に

もしあなたが上司で、部下にアスペルガー症候群が疑われる人がいた場合、指示をする時には「1つずつ」を徹底して守っていただきたいのです。なぜならアスペルガー症候群の場合、2つ以上のことを同時にこなすことができないからです。「ながら」ということができません。

そして、想像力を働かせて自分で仕事を見つけるということも苦手です。指示されたことを指示された通りにこなすことはできます。

無理に友達になろうとしない

アスペルガー症候群の人は、基本的に1人でいることが楽です。人と一緒にいる、人と交わるということがあまり得意ではありません。ですから、他人のことをよく見て観察したり思いやったりということをしません。それでも決して悪気があるわけではないのです。

ですから無理に心を通わそうと思わず、少し離れたところから見守ってあげるのが、アスペルガーの人と付き合う一番よい方法であるとも言えます。

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