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アスペルガー症候群の子供に対する正しい対応と心得について

子供のアスペルガー症候群というのは、以前はあまり知られておらず、親でさえ、うちの子は他の子と何かが違うというように、漠然とした認識しかありませんでした。大人になってもアスペルガー症候群の兆候が残るケースもありますが、その多くは年齢と共に周囲に対応できるようになると言います。

子供のアスペルガー症候群の場合は、親でさえ理解していない事も多いので、変わった子とかわがままな子と誤解されてしまいます。しかし見方を変えれば、アスペルガー症候群の子供にしかない能力などもあるので、これを上手く伸ばしてあげる事もできます。

実は芸能人やプロスポーツ選手、歴史に名を残したような人物の中にも、アスペルガー症候群の人はたくさんいます。有名なところでは織田信長やアインシュタイン、ヴェートーベンやゴッホ、日本ではイチロー選手もアスペルガー症候群だったと言われています。

アスペルガー症候群への理解

自閉症の一種とも言われることがありますが、厳密には少し違っています。またどちらの場合も、人に危害を加えるのではないか、など偏見の目で見られる事も多いのですが、アスペルガー症候群の子供は特徴があるので、それを知り、理解する事も大切です。

アスペルガー症候群の子供の特徴

よく言われるのは、極端過ぎるくらいにマイペースである事です。集団行動ができないので、小学校の授業中に席を立って歩き回ったりする事もあります。一つの事に長く集中できないので、次々にいろんなものに興味を示すものの飽きるのも早いので、わがままと思われる事があります。

アスペルガー症候群の子供が偏見を持たれやすい原因となる、空気が読めない事も問題視されていますね。いい意味で言えばウソをつかず常に正直なのですが、それが時には人を傷つけたり、ショックな事を言われたために、いじめの対象になってしまう事もあります。

手先を器用に使えない傾向もあるので、食事の時お箸をうまく使えず食べこぼしたり、自分1人では洋服を上手く着られないので、いつもだらしない子という印象を持たれてしまいます。しかしアスペルガー症候群の子は、自分が興味を持った事に関しては、驚くべき集中力と記憶力を発揮しますので、ここは長所として伸ばしてあげたいところです。

何に興味を持つかは個人差もありますが、興味を持ったことに対してはスポンジのように吸収します。一度吸収した情報は記憶力となり、大人顔負けの知識や技術を持つ事もあるのです。これはアスペルガー症候群だと言われている、歴史的人物やプロスポーツ選手を見ても分かると思います。

少し普通の子とは違う部分が目立ちますが、長所を伸ばすことで天才的な能力を発揮するので、偏見だけではなく理解する事の大切さを知ってほしいと思います。

アスペルガー症候群の子供への対応について

個人差もありますが、少し人と違っているというアスペルガー症候群の特徴が出始めるのは、3歳前後だと言われています。アスペルガー症候群は病気とは少し違いますので、親が理解して正しく子供に接する事で、周囲の人にも理解してもらいやすくなります。

3歳の子供には、まだ言い聞かせてもなかなか理解できないので難しい部分もありますが、同じことを何度も繰り返し覚えさせるのもポイントです。しかし興味がない事に対しては全く無気力な部分もあるので、例えばノートや紙に書いて理解させるという方法もあります。

アスペルガー症候群の子は時間管理が上手くできないので、何時までに何をやる事とルールを作っても、それを守れません。悪気は無いので、ここは親がサポートしてあげましょう。何かを教える場合も、一度に1つ以上の事は理解できませんので、1つ1つ覚えさせていくという根気と忍耐も必要です。

子供が小さく家で過ごしている間はいいのですが、幼稚園や小学校に行く場合は周囲やクラスメイトの理解も必要になってきます。これに関しては理解のある学校もあれば、学校が入学や登校を許可しているのに、クラスにそういう子がいると、うちの子に何かあったらと心配する親もいるので、全てに理解を求めるのは難しいというのが現状です。

このため、特殊学級に移されるケースも多くなっています。親としては普通クラスで学ばせたいと考えるのが普通でも、周囲への迷惑や先生の負担などを考えると、どうしても希望通りには行かないようですね。

最近はアスペルガー症候群に対する認識も以前とは違い、アスペルガー症候群や自閉症の子供を支援する学校もありますので、そういう学校を選ぶのも選択肢のひとつです。

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