TOP > > 高血圧や動脈硬化も予防する!納豆の栄養に秘められた健康パワー

高血圧や動脈硬化も予防する!納豆の栄養に秘められた健康パワー

世界的な日本食のブームに乗り、今や海外でも売られるようになった納豆。外国人でも納豆が大好きだという人はいるようですが、反対に絶対食べられないという人も多いようです。日本人にとっては家庭の味として親しまれてきた、馴染み深い味です。みなさんは、そんな納豆がどうしてネバネバしているのか、考えたことがありますか?

納豆のネバネバ成分

数ある食品の中でも、糸を引く食品はおそらく納豆以外にないでしょう。特有の香りと形状があり、食べ物だと知らなければ、腐敗していると判断してしまうことでしょう。ある意味、納豆は腐っているのと同じ状態であると言えます。

ヒトにとって有益な変化の場合は腐敗ではなく発酵と言われていますが、原理は同じで、微生物による成分の変化です。納豆は、大豆が納豆菌によって発酵されてできます。この納豆菌が納豆のネバネバ成分の正体であるポリグルタミン酸を作り出しているのです。

そもそもポリグルタミン酸は、納豆菌たちのエサとして、作られるものです。大豆に含まれているグルタミン酸を原料とし、それを長く繋げて、有事の非常食として蓄えていると言われています。

ポリグルタミン酸の効果・効能

ポリグルタミン酸は、グルタミン酸が5,000個以上繋がっているため、非常に分解されにくいという特徴があります。そのため、胃粘膜の保護作用や、整腸作用による腸管のデトックス作用があるとされています。

納豆菌は大腸で善玉菌として活躍するので、ポリグルタミン酸との相乗効果が期待できます。さらに、ポリグルタミン酸にはナットウキナーゼという成分が含まれています。

これは血栓を溶かしたり、血栓を溶かす働きのある酵素を活性化したりと、血栓の分解を促進してくれる成分です。また近年では、肌への効果が期待され、美容品の成分としても利用され始めています。

心疾患、脳血管疾患の予防

ポリグルタミン酸、ナットウキナーゼの働きによって、血栓が予防できると説明しました。血栓が予防できるということは、それが原因となる病気、心筋梗塞などの心疾患や、脳梗塞などの脳血管疾患を予防できるということに繋がります。

さらに、納豆には、高血圧や動脈硬化を防ぐ効果もあるとされており、循環器系疾患の予防には最適の食品であると言えます。

ビタミンKで骨粗鬆症を予防

納豆にはビタミン類も多く含まれています。中でもビタミンKは大豆の約80倍もの量が生成されています。ビタミンKはフィロキノンとメナキノンに分けられていますが、納豆などに含まれるメナキノンは細菌によって合成されるものです。

フィロキノンは植物性のものを指します。ビタミンKは主に血液の凝固に関わりますが、もう1つ、骨の維持にも関与しています。骨はカルシウムとたんぱく質が組み合うことでできています。

その力を強めるのがビタミンKの役割であり、また、カルシウムが溶け出すことを防ぐという役割もあります。納豆に含まれるメナキノンはフィロキノンよりもその効果が強いと言われています。

心臓病の治療などで薬を服用している人は、納豆を食べないように指示があるかもしれません。ワーファリンという薬は、血液の凝固を抑えて血栓を防ぐ作用がありますが、納豆によってビタミンKを摂取するとその薬効が阻害されてしまうので、注意が必要です。

納豆には様々な栄養が含まれており、万能とも言えるような食品です。しかし、中学生や高校生などの育ちざかり、活動量の多い人にとって、納豆1パックでは1食のたんぱく質源として少々頼りないです。肉や魚、卵、豆腐などと上手に組み合わせて使うようにすると良いでしょう。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る