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閉経後はいろいろな病気に要注意!骨粗鬆症や動脈硬化のリスクも上昇

女性の体は閉経前後から少しずつ変化してきます。女性ホルモンの分泌が低下することで、若い頃には考えもしなかったような病気にかかりやすくなってしまうのです。若い頃と何も変わらないつもりで同じような生活を続けていては、深刻な病気を招いてしまうかもしれません。

閉経前後から気をつけたほうがよい病気には、どのようなものがあるのでしょうか?

骨粗鬆症

骨は常に新陳代謝を繰り返しています。カルシウムを取り込んで新しい骨を作っていく一方で、古い骨からはカルシウムが溶け出していっています。

エストロゲンには新しい骨を作ることを助け、骨からカルシウムが溶け出すことを抑える働きがあります。閉経前まではエストロゲンが働くことで、新しい骨が作られるスピードと骨からカルシウムが溶け出すスピードはバランスがとれていました。

しかし閉経し、エストロゲンが急に減ってしまうとこのバランスが崩れてしまいます。新しい骨は作られなくなり、カルシウムは骨からどんどん溶け出していってしまうのです。その結果、骨はスカスカになって骨粗鬆症になります。

高脂血症、動脈硬化

エストロゲンは動脈硬化を防ぐ働きのある善玉コレステロールを増やします。そして動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールの増加は抑えます。

閉経し、エストロゲンが減少してしまうと善玉コレステロールは増えず、悪玉コレステロールだけがどんどん増えて高脂血症になっていきます。そして血液はどろどろになって、血管の壁にコレステロールがついて動脈硬化が進んでいきます。

そうして血管は少しずつ狭くなり、詰まりやすくなっていくのです。

高血圧

血管が狭くなり詰まりやすくなると、血液の流れは悪くなってきます。そうなると血液を全身に送り出すための圧力は今までより上がってきます。そのため少しずつ高血圧になってしまうのです。

多少血圧が上がってきても、最初のうちは特に自覚症状もなく気がつきません。そのため定期的に血圧をチェックしておくことが大切です。

心筋梗塞や脳梗塞

血圧が上がり動脈硬化も進んでくると、いろいろな部分の血管が詰まる危険性が出てきます。心臓の周りの血管が詰まってしまうと心筋梗塞に、脳の血管が詰まってしまうと脳梗塞になってしまいます。

女性は閉経後に、急激にこれらの病気にかかるリスクが上がっていきます。

糖尿病

エストロゲンにはインスリンを効きやすくして血糖値を下げやすくするという働きもあります。そのため、閉経後にエストロゲンが減少してしまうことで血糖値は上がりやすくなってしまいます。つまり糖尿病にもなりやすくなってしまうのです。

アルツハイマー型認知症

エストロゲンは脳の神経細胞を保護したり成長を促す働きがあるとされています。閉経しエストロゲンが減少することで、アルツハイマー型認知症にもかかりやすくなるとされます。

まだ不明な点も多いのですが、エストロゲンは脳の機能を高め、記憶力をアップさせるのではないかと考えられています。実際にホルモン補充療法を受けてエストロゲンを補っていた女性のほうが、そうでない女性よりも記憶力がしっかりしていて、アルツハイマー型認知症にかかる割合も少なかったようです。

これらの病気は、かかっても初期には自分で気付きにくいものばかりです。しかし放っておいたらどんどん悪化していくばかりです。定期的に検査をしてチェックしていくようにしましょう。また普段の生活を見直して、予防していくようにしましょう。

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