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歩くと足が痛むのは歳だから?高齢者に多い閉塞性動脈硬化症の予防法

歩くと足が痛くなったり、少し歩くとすぐに足が疲れて動けなくなることはありませんか?そんな時、高齢の方であれば、きっと歳のせいだろう、と考えてしまう人も多いでしょう。足が痛くなる原因は様々ですが、それは、閉塞性動脈硬化症という病気が原因なのかも知れません。

閉塞性動脈硬化症は、足の動脈がコレステロールなどで詰まったり狭くなることによって、足に酸素や栄養が十分に行き渡らずに、足が痛くなったり、動かなくなる病気です。

この病気が見つかるということは、すでに全身の動脈硬化が進行している証拠でもあり、単に老化による足の痛みではない、と考えることが重要です。動脈硬化による全身の症状のうち、足に出た症状が閉塞性動脈硬化症なのです。

ですから、脳梗塞や心筋梗塞などの病気にも十分に注意する必要があるというサインと考え、基本的な生活習慣から改善することが必要です。

閉塞性動脈硬化症を予防する3つの健康習慣

1.禁煙すること

タバコを吸うと血管がもろくなり、動脈にコレステロールが付きやすくなります。血管も収縮するので血圧が高くなり、血流も悪くなります。喫煙の習慣は足の症状も悪化させるので、タバコはやめましょう。

しかし、禁煙しろと簡単に言っても、なかなかやめられないでしょうから、まずは1日に吸う本数を減らしたり、ニコチン・タールの少ないタバコに変えることから始めてはいかがでしょう。

2.コレステロールの多い食品は控えること

肉の脂身やバター、豚や鳥の内臓、卵の黄身、魚卵などの動物性脂肪の多い食品を減らすことが必要です。これらの食品は、コレステロールの塊を食べているのと同じことなのです。肉を魚に、揚げ物は焼き物にするなど、献立や調理に工夫をしましょう。

3.歩いて足を鍛える

1日1時間、距離にして3kmくらいを目標にして、少し汗をかく程度の早歩きをします。できれば毎日、少なくとも週3日(1日おき)は歩きましょう。ただし、痛みが強くならない程度にして下さい。

歩くことで足の筋肉が鍛えられ、血流が良くなり、コレステロールを分解します。万歩計を使ったり、今ではスマホ向けの無料の万歩計アプリなどもあるので、色々と工夫して目標を決めるのが長続きするコツです。

体重や歩いた距離などを記録した健康管理表を作るのもとても良いことです。運動した記録や効果が数値ではっきりと分かるので、効果が実感でき、達成感が得られるので長続きします。

閉塞性動脈硬化症の予防に欠かせない3種の食材

閉塞性動脈硬化症を防ぐために、特に予防効果の高い3種の食材を紹介します。また、仮に症状が始まっていても改善に有効です。

1.枝豆、豆腐、納豆の大豆類

大豆から作られる食品は、タンパク質を補給し、傷ついた血管を修復する役割をします。また、食事の際は、必ずみそ汁を飲むようにしましょう。枝豆などはお酒のおつまみにもぴったりです。

2.そば

そばには毛細血管を強くする、ルチンという成分が多く含まれています。うどんやラーメンを、そばに替えてみてはいかがでしょう。

3.たまねぎ、にんにく

たまねぎやにんにくには硫化アリルやアリシンという血栓を溶かす成分が含まれています。どちらも料理には使いやすい食材ですね。にんにくはスタミナアップの効果もあり、運動する気持ちも高めますから、是非たくさん摂るようにしましょう。

こうした日常の習慣や栄養に気をつけることで、閉塞性動脈硬化症は十分に予防できますし、改善の方向に向かいます。全部を一度にはできなくても、初めは健康習慣と食事のどちらも1つずつ決めて取り組むと長続きします。続けることが大切です。

また、この病気を起こす人は、すでに糖尿病や脂質異常症、高血圧などの慢性疾患を持っている場合が多いとも言えます。持病がある場合には特に注意をして、この病気を併発しないよう、さらに気をつけて予防する必要があるのです。

最後に、今は何ともなくても、油断して生活していると、5年後、10年後に発症する確率は高い病気と言えます。油断せずに、できることから1つずつ予防を心掛けましょう。

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