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誰にでも起こる期外収縮(不整脈)の症状と対応

私たちの心臓は普段、規則通りに動いていますので、脈を測ることは少ないかもしれません。ゆったりした動きのときと負荷をかけたときは心拍数の速さも異なりますが、一定のリズムであることには変わりありません。

何かの拍子で脈の異常に気が付いたとき、とても不安になり慌てることがありますが、心配のいらない不整脈も多いですので、違いを知っておくことがよい対処へとつながります。

不整脈とは

不整脈とは脈のリズムが狂い、打ち方がおかしくなることをいいます。ただリズムが狂うだけではなく、脈が速い頻脈や逆に遅い徐脈も不整脈に含まれます。心臓から送られる血液の動きが脈となってリズムを打っていますので、もとの心臓のリズムが狂えば脈もおかしくなるわけです。

普段、突然自分自身で気づくこともありますし、健康診断の心電図で分かることもありますが、いずれにしましても大きな病気が隠れていたらどうしようと心配になるのは無理のないことです。

不整脈が起こったからといって、すべてが病気というわけではありません。早く治療をしなければならないものもありますが、一般的に多い不整脈は心臓の病気には関係がない、体質や年齢からくるものが多いです。

24時間ホルター心電図(まる一日間、身体に機械を取りつけて心電図を継続してとる検査)を実施しますと、中年以降の人の大半に不整脈が出るという結果も出ているようです。

では、なぜ脈が乱れるのか、その原因には次の3つがあります。

1.期外収縮(脈が飛ぶ)
心房性期外収縮、心室性期外収縮と呼ばれています。

2.徐脈(脈が遅い)
病気である場合は、洞不全症候群、房室ブロックなどがあります。

3.頻脈(脈が速い)
心房細動、発作性上室性頻拍、心室頻拍、心室細動などが考えられます。

いずれもすべてが緊急に治療を必要とする病気でない場合もあります。

期外収縮の場合は、脈が飛ぶ感じがするので心臓が止まったかのように思えることもありますが、飛んだと感じるところの脈は弱くなっているだけなので飛んだように感じるだけなのです。

徐脈は、通常1分間の脈拍数が60回以下になる場合と言われていますが、酸素が体中に送られないためのめまいや息切れなどがない人は、体質であることも多々あります。

頻脈は1分間に120回以上の場合をいいますが、安静にしているときに数十秒くらい脈が速くなるが徐々に戻るときは、病的な頻脈の可能性は低いと言われています。

正しく怖がろう!

脈に異常を感じれば怖いと思うのは当然のことですが、やたらと怖がっていては逆に精神的にも悪く、正常なのにかえっておかしくなってしまうということもありますので、正しく怖がることが大切です。

気を付けた方がよい場合は次の3つです。

1.急に意識がなくなる、失神するといった場合は、少しでも早く診察を受ける必要があります。

2.1分間に40回以下で、少し動くだけでも強い息切れがするといった場合も、心不全を起こしている場合もありますので早い診断が必要です。

3.突然動悸がし、それも脈拍はかなり多く150以上から200くらいまで上がることもあり、突然元に戻ることもあるのですが、この場合も怖い病気が隠されている場合があります。

期外収縮は怖くない場合が多い

急に脈が飛ぶ「期外収縮」が起こるとびっくりしますが、これはほとんどが怖い病気ではありませんので、慌てずに深呼吸をして心を落ち着かせることが大事です。

ただ人間の命を預かっている一番大切な心臓のことですので、気になったときはすぐに病院に行って検査をしてもらい、安心につなげましょう。もし異常があったときも、慌てふためき興奮状態にだけはならないようにすることが大事です。

とても幅が広い病気の不整脈。病気の種類や症状を知って、自分自身の状況把握を的確に押さえることで不安感を減らすことが一番大切です。

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