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腹部大動脈瘤リスクを軽減するには果物の大量摂取!

腹部大動脈瘤リスクを減少するには果物が良いと発表されました。

この度スウェーデンでの試験分析で腹部大動脈瘤のリスクを低減するには果物を沢山食べることが望ましいことが発表されました。

腹部大動脈瘤とはどんな病気ですか?

皆さんは腹部大動脈瘤という病気をご存知ですか?腹部大動脈瘤とはお腹(大体、おへそ周りから少し下辺り)の大動脈がコブ状に腫れてしまう病気です。大きくなるとご自身でもお腹を触るとわかる程になります。

しかし、触って刺激を与えないで下さい。破裂してしまえば大量出血による腹膜炎をおこし大変危険です。この病気の原因は動脈硬化が原因です。人間の身体は年齢を重ねるとどうしても血管ももろくなります。

しかし、それだけではなく普段の食生活で脂っこいものを食べることが多かったり、栄養の偏った食事をすると血液の中の脂分、コレステロールが溜まってきたり、栄養や酸素も十分に足りていない血液が血管を走ります。

また血液がどうしても脂分が多い分、流れが悪いので上手く血液を流そうと、血圧は上昇することになります。このようなことが体内
で繰り返されると動脈の血管の壁はもろくなり、新しい動脈の細胞を作ることができなくなるのです。

すると血管自体に弾力性がなくなってしまい血管自体が硬くなります。そこへ血液中のコレステロールが溜まってしまう場所ができてきます。これをプラークといいますがこのプラークが剥がれたりすると血栓を生じます。

血栓が動脈を詰まらせてしまい、心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。このような状態が動脈硬化といわれるものです。動脈硬化によって腹部の大動脈が腫れてしまうのが腹部大動脈瘤です。

一番恐いのが高血圧になるとこの大動脈瘤が血圧上昇時に破裂してしまうことがあるのです。そうなると手の施しようがありません。腹部大動脈瘤は手術もできます。しかし大動脈瘤の場所や患者さんの体力、血圧などが考慮されます。

高齢で血圧が高い方などは手術に耐えられない身体ですので手術で治すことは困難です。大動脈瘤を破裂させないように血圧の管理、お腹に力を入れない、排便時に力まない(血圧上昇につながります)、お腹を圧迫させないなどの生活上で注意しなければならなくなります。

なぜ果物が効果的だったのでしょうか。

今回の試験はスウェーデンの46歳から84歳の方々の食生活のデータを分析したそうです。その人数は8万人です。13年間もの追跡調査となりました。そのうち1,086人が腹部大動脈瘤を発症してしまい、222人の方の腹部大動脈瘤が破裂してしまいました。

食生活ですが1日に2人前以上の果物を毎日摂取していた方は、1日に1人前もの量も食べていなかった人に比べて腹部大動脈瘤を発症するリスクが25%も低く、また大動脈瘤になっても破裂するリスクは43%も低かったそうです。

また、果物を1日2人前の量を食べていた方は、果物を全く食べなかった人に比べて腹部大動脈瘤を発症するリスクが31%も低く、また大動脈瘤の破裂リスクも39%も低かったそうです。このような病気は体内の炎症反応が関係していると言われています。

そのため果物の持つ非常に強い抗酸化物質が体内の炎症を抑制して腹部大動脈瘤を予防できたと考えられています。しかし面白いことに同じように強い抗酸化物質をもつ野菜を沢山食べても予防につながらなかったそうです。

研究者が言うには抗酸化物質にも種類があり、果物にだけしか存在しない抗酸化物質があるそうです。そのお陰で大動脈瘤のリスクを下げたと考えられるそうです。

しかし、果物にしても野菜にしても抗酸化物質は豊富に含まれていて、腹部大動脈瘤だけではなく糖尿病や心疾患、高血圧、癌を抑制するといった研究があるので、リスクを低減させるためにも多くの野菜や果物を摂取することは非常に有効な可能性を秘めているそうです。

1人前分ってどのくらいの量なのでしょうか。

最後に気になるのが1人前という量です。1人前といわれてもどれくらいが1人前かわかりませんよね。筆者が調べた1人前を掲載しておきます。

りんごは野球ボールより少し小さいくらいなら1個、みかん1個、バナナ1本、ぶどう32粒、梨は大きいのは半分、小さめなら1個、桃1個、イチゴは大きい粒で8個、オレンジ1個、パイナップルは小さめなら4分の1、赤身メロンなら8分の1、洋ナシ1個というところでしょうか。

野菜ならトマトは1個、ピーマンも1個、きゅうり半分(10センチ程)、アスパラガスなら4本、グリーンピースで20粒、ブロッコリー16房、にんじん細身なら2本、カリフラワーで4分の1、ほうれん草やレタスなど葉菜は大きな葉を2枚、だそうです。参考にして毎日の食生活に加えて見て下さい。

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