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山ガール山ボーイは知るべき!富士登山をする時は高山病の予防が大切

手軽に登れるだけに注意が必要

日本の一番高い山、富士山が世界文化遺産に登録されたのは、2013年のこと。以来、多くの観光客や登山客が富士山におしかけるようになりました。もともと五合目までは車で入れることもあり、手軽に楽しめる有名な山として人気があったのですが、その手軽さゆえに、低酸素が原因となる高山病も多くなっています。

「え?富士山でも高山病になるの?」と思われる人もいるでしょうが、標高2500mを境に、どんな山でも高山病になる恐れがあると言われています。

どうして高山病になるのか

標高が高くなると、気圧も下がり、富士山頂の気圧は平地の60%ほどしかなく、酸素濃度も平地を100%と考えると、やはり三分の二くらいしかありません。富士山の頂上では、お湯を沸かすと90度くらいで沸騰してしまい、お菓子の袋も破かずに持っていくと、頂上ではパンパンに膨らんでちょっとした刺激で破裂してしまいます。

富士山頂は、こういった普段私たちが暮らしている環境とは違う、過酷な世界です。高山病は酸素の薄い空気を吸うことで酸欠状態に陥り、血液中の酸素が減ってしまい、体に異変が起きてしまうのです。

具体的には、頭痛や吐き気、めまいや食欲不振、呼吸が早くなるなどさまざまです。特に普段から貧血気味の人は、高山病になりやすいと言われているので注意が必要です。

では高山病を防ぐにはどうすれば良いのでしょうか。

ペースを上げて登らない

高山病にかからないようにするためには、体を徐々に高度に慣らしていく必要があります。そのためには、ゆっくりと登ることです。特に若い人たちや子どもたちはハイペースになりがちです。富士山に登るときは注意しましょう。

また、車で行けるからと、五合目からいきなり登ると、体が高所に慣れていなくて高山病にかかりやすくなります。大変だなと思っても、下から登ることをオススメします。実際に高山病にかかった経験のある人たちに聞くと、多くの人が五合目から直接登るルートをとっているそうです。

登っていて呼吸が浅くなると高山病にかかりやすくなります。意識してたくさん空気を吸い込むようにしましょう。そして水分の摂取も大切です。血液の流れを良くするためにも、こまめに補給しましょう。

よくエベレストを登山している登山隊がC1からC2と、テントの設営を少しずつ上げながら頂上をめざしているのを見たことがあると思います。あれは、まさしく高度に体を少しずつ慣らしているのです。

上部にテントを設営すると、何度も下のテントと往復して荷物を上へと運びます。こうしてさらに体を高度に順応させていくのです。

高山病を軽く見ると、肺水腫などを起こして、命が危険にさらされることもあります。具合が悪くなったら、躊躇せずとにかく一度下山する勇気を持ちましょう。

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