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ゴム手袋をしてアレルギー症状が出る人はマンゴー、メロンにも注意!

最近は医療現場のみならず、介護施設や家庭内でもゴム手袋を使用することが増えてきました。そのため、ゴム手袋に触れることによってアレルギー症状が出てしまうラテックスアレルギーが話題になっています。

アレルギーを起こす手袋は素材が天然ゴムの場合です

ゴム手袋にはゴムの木から採取した樹液を原料とする天然ゴムのものと、石油を原料とするものがあります。ゴムの木から採取した樹液には250種以上のタンパク質が含まれていて、その中の13種類のタンパク質がラテックスアレルギーとして確認されています。

天然ゴムで仕上げられた手袋や他の製品にはこのアレルゲンが残っているため、皮膚と接触することで主に皮膚とアレルギーを成立させようとするのです。

最近、ゴム手袋の使用増加がみられるからなのか、欧米では医療関係者の5~8%、国内では1~4%にラテックスアレルギーがみられるという報告があります。天然ゴムの製品は手袋以外に自転車のハンドル、下着のゴム、ゴム風船、コンドームなど、色々な日用品に使われています。

そのため、日常生活においても注意が必要です。

ラテックスアレルギーの典型的な症状

ラテックスアレルギーの人は、天然ゴムに触れるとじんましんが出ます。ゴムと接触した直後から数分後に、ゴムが触れた箇所の皮膚が赤くなり、痒みが出たり、水泡もできることがあります。

さらにひどくなると、じんましんが全身に広がってアナフィラキシーショックという強い全身症状が起きてしまうこともあり、海外では死亡例の報告もあります。又、ゴム製品についているパウダーにも多量のラテックスアレルゲンが吸着しています。

このパウダーを吸ってしまうと、喘息、鼻炎の症状、目の痒みなどの症状が出てしまうこともあります。

ラテックスアレルゲンとよく似たタンパク質を持つ野菜や果物

野菜や果物の中にはラテックスアレルゲンとよく似た構造を持つタンパク質を持ったものがあります。この野菜、果物をラテックスアレルギーの人たちが食べますと、その約半数の人たちに症状が出てしまいます。(ラテックスフルーツ症候群-LFS)

LFSの主な症状は原因となる野菜や果物を口にした時の口内の違和感やピリピリ感が代表的ですが、ラテックスアレルギーの場合と同じように全身性のじんましんやアナフィラキシーショックなどの重い症状が出てしまうことがあります。

LFS診断された人は、天然ゴム製品との接触を避けるだけでなく、交差反応性が指摘されている食物も避けなくてはいけません。LFSの原因となる果物や野菜は広範囲にわたるため、すべての食品を避けるのは困難です。

LFSの原因となる主な食品を列挙いたします

交差反応性の報告が多い食品は、バナナ、アボカド、キウイ、クリ等です。中等度の交差反応性が指摘されている食品は、パパイヤ、マンゴー、メロン、モモ、ニンジン、リンゴ、イチジク等です。

低濃度の交差反応性が指摘されているのは、小麦、セロリ、プラム、アプリコット、ソバ等です。

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