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急増する女性のアルコール依存症キッチンドランクを克服する方法

厚生労働省の推計によると、日本でアルコール依存症と思われる患者の数は、推計で109万人にものぼります。そのうち、10年前に比べて女性のアルコール依存症は2倍に増えています。

女性のアルコール依存症は、台所でアルコールを飲む姿から、キッチンドランクと呼ばれます。急増しているキッチンドランクを克服する方法を考えます。

女性はアルコール依存症になりやすい

女性は男性に比べてアルコール依存症になりやすい体質を持っています。女性は男性よりも肝臓が小さいことや、女性ホルモンの影響でアルコールを分解する働きが弱いため、男性より短期間でアルコール依存症になるリスクが高いのです。

また、女性は自分がアルコールを飲んでいることを家族や他人に知られたくないという気持ちが強いので、台所などで見つからないようにお酒を飲んでいるため、気づくのが遅れることもアルコール依存症まで進行してしまう要因です。

女性のアルコール依存症の原因

男性のアルコール依存症の原因で最も多いのは、仕事上の問題やストレスですが、女性の場合の多くは、家庭の問題にあります。親子関係、夫婦関係、嫁姑の問題など家族関係、また、育児や介護によるストレスなども原因となります。

これは、男性が仕事中心の生活を送る一方で、女性は家庭中心の生活を送ることが多いことによります。また、最近では、女性の社会進出が進むことで、家庭と仕事の両方のストレスを抱える状況にあることも女性のアルコール依存症が増えている原因です。

女性のアルコール依存症を止めなければいけない理由

女性がアルコール依存症になれば、家事や育児に支障が出て、家庭生活が上手くいかず、ついには、家庭が崩壊するということになりかねません。

また、女性は少量のアルコールでも内臓障害を起こしやすく、肝臓だけでなく、腎臓やすい臓、血液、内分泌、神経など、様々な身体的な病気や障害を引き起こしやすくなるのです。さらに、妊娠や出産などにも悪影響を与えます。

アルコールに依存する事が、とても不健康で悪い習慣なのだということを理解することが、依存症克服の第一歩です。

女性のキッチンドランクを防ぐ方法

アルコール依存症を克服するには、2つ選択肢があります。1つ目は、アルコールに頼るのではなく、薬で不安感やイライラ、睡眠障害などを抑える方法です。これは、精神科や心療内科などで相談して、症状を改善する適切な薬を処方してもらう、ということです。

女性にとってアルコール依存症で精神科の敷居をまたぐことは、ハードルの高いことだと思いますが、家族の幸せや自分の体が本当に大事だと思って、医師を頼りましょう。

2つ目は、AAや断酒会に入会することです。ただし、女性のアルコール依存症の認識度は、まだ低く、さらにハードルが高いかもしれません。

実は、1つ目の選択肢も、薬の作用によって気分は楽になり、お酒を控える大きな手助けにはなりますが、完全にお酒を止めるためには、自分の意思が絶対に必要です。医師にお酒を止められるのは禁酒といいますが、自分で止めることを断酒と言います。

アルコール依存症の克服には、断酒が必要なのです。医師ができるのは禁酒までという事になり、最後は自分の意思や覚悟が必要です。

断酒は自分の意思によって行う必要がありますが、すでに脳の機能が麻痺をしている状態なので、自分の力だけでは、そう簡単なことではありません。AAや断酒会は、それを手助けする場です。

基本的に毎日集まって、今日一日は絶対に酒を飲まないと宣言し、自分の心に誓うのです。それを毎日行います。同じように誓った仲間がいるので、互いに励まし合いながら断酒に取り組むのです。

アルコール依存症を克服するのは理性の力

アルコールは、1滴でも飲めば、すぐに1杯、2杯、5杯・・とあっという間に飲んでしまいます。これは、脳がアルコールを抑制できなくなるからです。

人間の脳は、お酒を飲む量を減らす減酒はできませんが、1滴も飲まない断酒ならできると考えられています。飲まない限りにおいては、理性の力が働くからです。

アルコール依存症の人でも、酒びたりの生活が悪いことだと、薄々わかっていながら、飲んでいるはずです。その理性の力を強くしていくしか、アルコール依存症を克服することはできません。

アルコール依存症から脱却するには、今日一日飲まずにがんばろう、ということを毎日繰り返す方法が最も効果的です。しばらくすると、アルコールを欲しくなる気持ちが薄らいでゆくと言います。

アルコール依存症は、自分自身の健康を害するだけでなく、家族の崩壊にもつながります。家族の全員の命を守るくらいの心構えで1日1日を過ごしていくことが何よりも大切です。

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