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飲酒は適量なのに不健康?算出した適量ならゼッタイ健康になれる

お酒…改めて考えてみれば、こんなに魅惑にあふれた飲み物は、他には存在しないでしょう。勿論、お茶の存在も偉大ですから、お酒だけがと言う訳ではないのですが、お酒には不思議な魔力が備わっています。

お酒に備わる神性

因みに、ここで呼ぶお酒とは、日本酒だけを指すのではなく、焼酎もカクテルもビールもワインもウイスキーもブランデーも、アルコール度数が問われる飲み物は、全部含まれていると解釈して下さいね。

ほろ酔いも悪酔いも神秘の証

それにしても、飲酒に付き物の「酔う」という現象、一体何故こんな事が起こるのか、改めて考えれば不思議ではありませんか。確かにお酒は、ほろ酔い程度に飲む限りにおいては、隣人との交流の機会に心から幸せなひと時をもたらし、争いに満ちたこの世に一時的な平和を授けるものです。

まさに、お酒はこうした使命を与えられて、この世に送り込まれたに違いないのです。然しながら、こんな酔いが全てではないのであって、悪い酔い方が存在するのは言うまでもありません。

中でも「飲酒すると途端に人格が一変し、温厚な紳士が狂暴な野獣に変身する」という摩訶不思議な人物の話が、ひと昔前から語られ続けたものです。それでも、こうした別の人格が取り憑いているとしか思えない、そんな大酒飲みが時々出現する事実を見ても、お酒に備わる神秘が垣間見えるではありませんか。

節度ない飲酒は犯罪と病気の元

然しながら、お酒に宿る神性が、時として魔力を発揮する場合、その程度で済むとは限りません。

地獄の底に転落させる飲酒運転

その筆頭が何と言っても、飲酒運転に起因する交通事故でしょう。ご存じの様に「飲んだら乗るな。乗るなら飲むな」の標語でお馴染みですが、飲酒運転をすれば、即座に交通事故を引き起こすと認識すべきです。

当然の事ながら、交通事故に巻き込んだ相手が死傷すれば、自分が一生を費やしても償えない罪を背負う訳です。この様に、飲酒運転は交通事故と直結しており、引き起こしたが最後、相手をも自分をも、更には互いの家族をも、地獄の底に引きずり込むのは間違いないのです。

従いまして、飲酒の弊害の中で最大のものが、この他人への迷惑な事この上ない、直後の運転に伴う交通事故だと申し上げられるのです。

あらゆる病気の元ともなる飲酒

そして、飲酒の弊害としてその次に挙げられるのが、飲用する人物の健康に対する害毒でしょう。実際、飲酒を原因とする病気には、肝臓や胃の症状の他、脳の収縮による物忘れ等が知られています。

「百薬の長」煙草より分がある

それでも「百害あって一利なし」と全面的に警戒される喫煙に比べたら、まだ飲酒の方には「百薬の長」と語られる通り、多少は有益性が認められています。そうです。お酒の場合は、多量に飲むと交通事故を始め万病の元となるけれども、少量を守りさえすれば逆に薬に変わる、という意味ですね。

この毒から薬への変化という、このお酒に宿る変幻自在な特性こそ、まさにお酒が持つ神性の真髄では、という気がするのです。いずれにせよ結果的に、お酒が功罪相半ばする飲み物となっている事実は、誰もが認識する必要があるでしょう。

飲酒適量を計算する数式がある

ところで、薬の効果を引き出すとされる、お酒の少量とはいかなる分量なのでしょう?勿論、少量などよりも微量の方が望ましい訳です。

大酒飲みの適量は多過ぎるもの

少量にせよ微量にせよ、それらの量には何か目安があるのでしょうか?そこで、これより先は微量でも少量でもなく、適量という言葉を使用してまいりましょう。それでは、お酒の適量とは、具体的にはどの程度の分量なのでしょうか?

実は、お酒が嫌いな人が思い込む適量が少な目であるのに対し、お酒の好きな人が信じ込む適量には多めな傾向が見受けられるのです。従って「私は適量を飲んでいる筈なのに、何故こんなに健康を害するのか」という人の場合、頭の中では適量とは思い込みながら、実際には大量に飲んでいる、という可能性が高いのです。

勿論、こんな話は皆さんが想像する通りであって、人間なんて誰だって自分の都合の良い様にしか考えません。という訳で、明確に数値化して提示されるのでもない限り、極端な話、人によって皆適量の分量が異なる、という笑い話に発展し兼ねない訳です。

飲酒の適量を弾き出す計算式を

それならば尚の事、何とかして飲酒の適量を知って飲み、お酒に宿る「百薬の長」としての薬の効果を、最大限に引き出したいではありませんか。そこで、飲酒の適量を弾き出す為に、取って置きの計算式を伝授してまいりましょう。

勿論、インターネットを検索すれば、様々な種類の計算式が紹介されています。実際、体重とお酒の種類と分量を枠の中に打ち込むだけで、即座に血中アルコール濃度が算出され、おまけに酒気帯び運転の有無まで表示してくれる、そんな便利なサイトも出現している時代です。

従って、この種の自動計算型サイトを活用するのも、お急ぎの場合にはお勧めできる訳です。ただ、欲を言えばこれだと頭を使いませんので、どう頑張っても計算の理屈は理解できませんよね。

やはり、計算式を紙にペンで書き出して、自分で解答を導き出すからこそ、その数値が持つ意味が自身に染み込んで来ると思うのです。

血中アルコール濃度は0.1%

適量を算出する為に、取って置きの計算式をご紹介しましょう。その前に、適量を決定するのは「血中アルコール濃度」である、という事実を知って下さい。

血中アルコール濃度とは0.1%が基準となり、それより少なければ理想的なホロ酔いであり、逆にそれよりも多い場合には、改善の必要ある酩酊状態である、と判定する訳です。

正常=0.1%以下
異常=0.1%以上

体重が多い方が肝臓処理に有利

ここで、「自分の血中アルコール濃度なんて、どうやって調べるの?」と疑問を持たれるでしょうから、これよりご紹介してまいりましょう。実は、肝臓のアルコール処理能力は無制限ではありませんが、大体において体重1kgあたり1時間で100ml前後とされているのです。

肝臓のアルコール処理能力 = 体重1kg&1時間 →100ml

つまり、体重が少ない人よりも多い人の方が、アルコールの分解に関しては有利になるのですね。

肝臓の容量オーバー分が血中へ

そして、実はこの段階で容量を超えた為に、肝臓で処理出来なかったアルコール残余分が、血液中に残り体内を循環する事になるのです。勿論、体内のアルコールは肝臓のみならず、胃や小腸でも吸収されますが、要は結果的にこれらの臓器で処理し切れず、血液中に溶け出したアルコールが、血中アルコール濃度に他なりません。

従いまして、実際に飲んだアルコール分量から、肝臓で処理されるアルコール分を差し引けば、血中アルコール濃度は算出される、という仕組みになります。

血中アルコール濃度 = 飲用したアルコール分量- 肝臓で処理可能なアルコール分量

正常な飲酒は一日2単位までに

ただ、できればもっと簡単に血中アルコール濃度を計算したいではありませんか。そこで便利な数え方として、お酒に「単位」を持ち込みましょう。先ず血中アルコール濃度の正常値は、一日2単位以内の飲酒である、と覚えて下さい。

正常=一日2単位以下
異常=一日2単位以上

1単位とは3時間で分解する量

それでは、1単位とはどの程度の分量なのか、という点ですが、これは体重60kgの人が、30分間以内で飲み終えた後、およそ3時間で分解される量に匹敵するのです。

1単位分量=体重60kg&30分以内で飲酒→3時間で分解される量

一単位と二単位のアルコールは

それでは酒1単位に、何か目安があるのでしょうか?実は、酒1単位とは、大体22g程度を指しているのです。そこで、お酒の種別をも含めて表示しましょう。ウイスキーが水割りで2杯、瓶ビールで1本、ワインで1/3本、清酒なら一合、と覚えて下さい。

因みにこの場合、ビールの方は大瓶で構いませんが、ウイスキーの水割りの方はシングルですので、間違えない様にお願いしますね。従いまして、一日2単位は上記の量の2倍に該当しますから、その分量が正常な血中アルコール濃度である、という事になります。という事は、血中アルコール濃度を正常に維持するアルコールの分量は、以下になります。

  • ビール大瓶2本
  • ウイスキー水割りシングル4杯
  • ワイン2/3本
  • 清酒二合

いかがでしょう?これ、多いでしょうか、それとも少ないでしょうか?これを多いと思われる人は酒飲みではなく、少ないと思われる人は酒飲みである、と解釈して、多分間違いないのではないでしょうか?

血中アルコール濃度の計算式は

ところで血中アルコール濃度、もっと正確に算出する式が欲しい、と希望する方もおられるでしょう。確かに、簡単な目安は有り難いです。いかなる条件下に置かれていても、当てはめさえすれば完璧に弾き出せる、そんな数式があれば心強いからです。

そこでこの計算式を、ご紹介してまいりましょう。実は、血中アルコール濃度とは、アルコール度数に飲酒量を掛け合わせた数値を、体重に833という数字をかけた数値で割れば、正確に算出することが可能なのです。

因みに、単位に関しては、血中アルコール濃度がパーセント、アルコール度数もパーセント、飲酒量がミリリットル、体重がキログラム、になります。従って、その数式は以下の通りです。

血中アルコール濃度 % =(アルコール度数 % ×飲酒量 ml )÷ (体重 kg ×833)

これを分数で表せば、以下になります。

血中アルコール濃度(%)=アルコール度数(%)×飲酒量(ml) / 体重(㎏)×833

計算しよう・血中アルコール濃度

そこで、この上記の数式に当てはめて、実際に例を挙げて計算してみましょう。例えばここに、体重48kgの人がおり、度数4%の500ml入り缶ビールを一本飲む、と仮定します。

4×500/48×833=0.050020008…

血中アルコール濃度は正常範囲の半分程度に収まっており、もう一本飲んでも正常範囲の上限位にある、という事が、面白い程に分かる訳です。

まだまだある飲酒適量の計算式

ところが、この種の計算式は一つではなく、様々な種類が存在します。そこで、もう一種類を以下にご紹介してまいりましょう。こちらは血中アルコール濃度ではなく、飲酒の許容量を弾き出す数式になります。

飲酒適量ml=(0.1×833×体重 kg)÷アルコール度数 ml

これを分数で表記すると、以下になります。

飲酒適量(ml)=0.1×833×体重( kg ) / アルコール度数 (ml)

計算しよう・同じ人の飲酒適量は

そこで先程の例を適用し、体重48kgの人が、度数4%の500ml入り缶ビールを一本飲む、と仮定しましょう。

0.1×833×48÷4=999.6

やはりここでも許容量が1000ml程度となり、実際に飲んだ分量が500mlであれば、あともう一本位は大丈夫かな、ということが分かる訳です。ただ、アルコール度数が低い方が量を増やせるのもそうですが、ここでもやはり体重の多い人の許容量が高くなるのも読み取れて、なかなか興味は尽きないではありませんか。

ただ、結局、どの計算式を選んだところで、出てくる数値は似通っているので、ここでやっと安心できる訳です。とは言え、こんなのは当たり前であって、ここで弾き出される数字が大きく違えば、それこそ大変ですからね。何れにしてもこういう数式に当てはめたら、バチっと弾き出されるあたり、爽快感があると言いますか、すごく面白いではありませんか。

適量が守れない人は数値を記録

いかがでしょうか?皆さんの計算の結果は、思い通りだったでしょうか、それとも意外な結果だったでしょうか?何れにしても、お酒は神様からの贈り物なのですから、今後は飲酒に際しては適量を超えない程度に注意を払い、健康と人生にとって有益な飲み方をしたいではありませんか。

飲酒には好きな人と嫌いな人が

え、難しいですか?確かにお酒に目のない人にとっては、飲酒の適量なんて言われても、そう簡単に守れる筈もありませんよね。

ところが、世の中には「身体は底なしにアルコールを受け付けるけれども、別にアルコールが好きではないから、毎日飲む習慣なんか元からない」という冷めた人がいるものです。その一方で、お酒が美味しくてどうしても辞められない、というまさにお酒に取り憑かれた人も存在する訳です。

折れ線グラフ作成で数値を記録

折角飲酒の適量が算出できても、実際の生活で守れないのでは、計算する意味はありません。では、どうすれば良いのでしょうか?そこで筆者のお勧めは、折れ線グラフの作成です。

理想的な血中アルコール濃度の上限と、それに対する本日の血中アルコール濃度、更には、飲酒の許容量の上限と、それに対する本日の飲酒の分量、こうした数値を毎日記入して、折れ線グラフ作成するのです。

勿論このご時世ですから、この類の便利なアプリをインストールして、パソコンやスマートフォンで管理するのも、簡単な意味では素晴らしい取り組みだと言えます。でも、日常的にパソコンやスマホをフル活用する人でも、この時くらいは手帳にペン書きする、というのも味があって面白いでしょう。

計算式+記録で飲酒適量を守る

実は、数値は算出するだけではなく、グラフ化して記入する習慣を持つ事により、無意識の内に自分の心にブレーキが働き、血中アルコール濃度や飲酒の適量を意識できる人間になれるのです。

今後は毎日、血中アルコール濃度と飲酒許容量を、数式に当てはめて弾き出し、折れ線グラフを書いて欲しいのです。こうして是非ぜひ適量の飲酒を日常的に習慣づけ、健康で幸福な人生を送っていただきたいと、筆者は心から願っていますからね。

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