TOP > > アルコール中毒は女性の方がなりやすい。注意が必要なお酒の飲み方

アルコール中毒は女性の方がなりやすい。注意が必要なお酒の飲み方

ある日テレビ番組を見ていたら、女性が調理に入る前にぐびっと一缶、ビールを飲み干してから腕まくりをし、「さあ、作るぞー!」と気概を吐いていました。

なかなか前向きなシーンに見えますが…これが習慣になってしまうと、アルコール中毒を引き起こす可能性大で、実は笑ってはいられない一場面なのです。

キッチンドランカーという言葉があるように、主婦でアルコール中毒になっている人は想像しているよりもずっと多いのが実情です。

私もキッチンに毎日立つ身として、休む日もなく食事を作る大変さから、勢いをつけたくて1本飲みたくなる気持ちはよく分かります。

しかし、その「1本」が落とし穴になることも。お酒が身近にある主婦ほど気をつけないとならないのがアルコール中毒なのです。

女性の方がアルコール中毒になりやすい

アル中のイメージというと、男性が乱暴な言葉遣いや暴力をふるい、女性や子供が怯えて逃げ惑う…という先入観が多いように感じます。

ですが、実際には女性の方がアルコールに弱く、中毒症状も起こしやすいという事実があります。アルコールを分解するのは肝臓ですが、男性よりも女性の肝臓は小さく、分解出来る量に差があります。

どれくらいの量を飲むとアルコール中毒の危険性が高まるのか?

アルコールに強いか弱いかは遺伝も大きく関係しますが、基本的には男性の半分の量でかなり高まると言えます。単純に男性の半量を基準として示してみましょう。

・1日に1杯
・休刊日は週4日

かなり少ない量ではありますから、「物足りない!」という人も多いかもしれませんが、女性としての酒量の基準として頭に置いておいて悪いことはありません。

女性の飲酒にはホルモンと加齢が関係する

気をつけないとならないのは、酒量だけではありません。女性ホルモンもアルコールとはあまり相性が良くないのです。女性ホルモンはアルコールの分解を邪魔してしまうので、男性より遥かに少量でも体に残りやすくなります。

また、加齢による内臓の衰えも注意が必要です。「若い頃はこのくらいじゃ酔わなかった」というのは基準にはなりませんから、酔いやすくなったと感じたら、酒量を減らす判断がとても大事です。

アルコール中毒がさらに他の病気を招きやすくする

アルコールに依存し始めると、他の病気をも招きやすくなってしまいます。リスクが高まる病気は幅広くあります。例えば

肝障害、肝硬変など
乳がん
不妊、自然流産など
(妊娠している場合)胎児性アルコール症候群
うつ症状や自傷、パニック障害などの精神不安定
摂食障害 など

依存が始まると自分でコントロールするのは非常に難しいので、「飲まないと落ち着かない」という気持ちが感じられたら、すぐに医療機関へ相談するなどして対処しましょう。

安全な量と飲み方を知っておこう

依存症や中毒にならないためには、普段の飲み方を一度見直して自分の適量を覚えておくことです。安全にお酒を楽しむポイントをお教えします。

休肝日を必ず作る
「少し足りないな」と思うところでやめる
空腹時に飲まない。酒だけを飲んで食べないということを決してしない
ホルモン剤や鎮痛剤、精神安定剤、睡眠薬などとは絶対に一緒に飲まない

自己判断をせず医療機関を受診した方が良い場合

飲まないと落ち着かない
家人に隠れたり、嘘をついてでも飲む
酒を飲まないと眠れないと感じる
仕事中にも飲もうとしてしまう、実際に飲む

このような症状があれば、早めに医療機関を受診しましょう。女性の体は複雑でもあり、命を育む大事な器官を抱えてもいます。無茶な飲酒で体を傷つけてしまうよりは、うまくストレスを解消できるように上手にアルコールと付き合って行きたいものですね。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る