TOP > > 増え続けるHIV・・・感染の確率は?疑わしい時はどう対処するべき?

増え続けるHIV・・・感染の確率は?疑わしい時はどう対処するべき?

世界にはたくさんのHIV感染者・エイズ患者がいる

エイズはHIVウイルスに感染することで発症する病気です。HIVウイルス感染者・エイズ患者はアフリカ大陸で圧倒的に多くアジアには少ないのですが、以前は私達日本人も高い関心を持つことが多かったはずです。

エイズは死に至る病気として恐れられてきましたが、1990年代にHIVウイルスを抑える薬が開発されてからは感染してもエイズの発症を遅らせることが可能になり、今では必ずしも死に至るような病気ではなくなっています。

ですがHIV感染者、エイズ患者が減ってきているかと言えばそうでもありません。エイズという病気はよく知られてきているはずなのに、なぜ減らないのでしょう。

日本でもHIV感染者は増えている

日本でもHIV感染者数は年々増えています。これは、HIV感染に気付いていない人がほかの人にHIVをうつして感染がじわじわと広がっていることが考えられます。

HIV感染・エイズ発症を防ぐ対策のひとつにHIV検査がありますが、感染者数は増えているのに検査する人の数は以前より減ってきています。感染していても検査を受けてない人も少なくない、と考えられています。

HIVを正しく理解していないことも感染拡大の原因になります。誰もがHIVに関する正しい知識を持ち、適切に予防を心がけることが必要になります。

HIVに感染する確率

HIVをむやみに恐れたり、感染者を差別することはいけません。しかし予防はきちんと行わなければなりません。

HIVは血液、体液(汗や唾液からは感染しない)が体内に入ることで感染するので、性行為、輸血、注射器の針刺し、母子感染などが原因になります。

HIV感染のほとんどは性交渉によって直腸、膣から感染することが多いです。ただし、HIVの感染力は弱く、気をつけて通常の日常生活を送っていればHIVに感染する確率はかなり低いはずです。

性交渉や注射器の針刺しで感染が起こる確率は1%を下回っています。母子感染も50%以下の確率で起こりますが、針刺しと母子感染は適切な薬の投与で感染を防ぐことが可能になっています。

HIVに感染している血液を輸血した場合にはおよそ90%の確率で感染します。輸血用の血液はHIV検査を行ったものが使われているので基本的には安全です。

しかしまれに感染していても検査で陰性が出ることがあり、輸血に使われてしまったケースもあるので、少しでも感染に思い当たりのある人はHIV検査を受けて感染の有無を確認していただきたいと思います。

どんな人が気をつけるべき?

HIV感染は同性愛を同好する男性の病気というイメージが多いかもしれませんが、女性も無関係ではなくなっています。

確かにHIV感染の原因の多くは男性同士の性的接触から起こっているために男性の感染者が多かったのですが、女性の感染者も増えてきているのです。HIVに感染している男性が女性と性交渉をしたために女性が感染してしまうケースが増えています。

HIVに感染する確率は低いといっても関係を持った相手が複数になればそうともいえなくなります。心当たりのある場合は、男女とも気をつけなければいけません。

性交渉の時にはコンドームを使うことで感染予防に効果が期待できますが、コンドームを使わずに性交渉をしている場合、一度でも男性間の性的接触があった場合は念のためにHIV検査を受けると安心でしょう。

予防と検査を

誰もが性交渉の時に感染に気をつけることと、HIV検査を受けることが予防になります。HIV検査は保健所、病院に申し込めば無料で受けられます。

誤解している人もいるようですが、献血はHIV検査の代用になりません。安全のため必ずHIV検査は行われますが、献血者に結果を連絡することがないからです。HIV全般について心配なことがある場合には保健所に相談すると良いでしょう。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る