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長寿の秘訣は楽しいが先!高齢者の為の退屈しない一手間運動方法

老後の生活を有意義に楽しく過ごすためには、健康でなければいけません。いつまでも若い時のままだと思って過ごしていると、何かのきっかけで体力低下を感じた時に落ちこんでします。また、高齢者にとって生活が大きく変化するタイミングの一つに、伴侶との死別があります。

精神的にダメージの大きい変化は、気力を失い、出不精になって体を動かさなくなるきっかけにもなりかねません。楽しみながらできる日常の運動方法を取り入れて、健やかな老後と長寿を目指しましょう。

環境の変化で健康を損なわない為には

伴侶との死別で心にぽっかり穴があいてしまい、何もかもにやる気が見いだせない状態は、家族を大切に思って過ごしてきた方ほど辛いものです。生活の変化を受け入れ乗り越えていく為には、家族や身近な人とのふれあいや支えが必要です。

しかし、何よりもまず自身の健康を維持する事が大切です。自分自身を守り支えてくれるのは健康に他なりません。高齢者にとって、健康を維持する生活とは、その後の環境を大きく左右するのです。

高齢者の健康の秘訣はストイックさよりも楽しさ重視

ストイックに毎日運動習慣を守って身体を鍛えていく時期は、もう卒業です。大切にしたいポイントは「楽しいかどうか」。 運動も健康の為とはいえ、楽しくなければ苦痛になります。生活環境の変化や、体力が落ちた事により気分が前向きにならない時に、ストイックに運動習慣に取り組むのはきついものです。

楽しむ事は心と身体の健康の為に一番に心がけたいテーマです。何事もまず、「楽しいかどうか」そして楽しくなければ「楽しめるように」を探りながら、日常でできる「~ながら運動」を取り入れて、健やかな老後と長寿を目指しましょう。

「~ながら運動」は楽しみを見つけやすい

「~ながら運動」とは、例えば歯を磨きながら、買い物に行きながら、掃除をしながら、洗濯をしながら、など、日常生活の中での日課や、やらなければいけない事をしながら運動をしてみよう、というものです。

慣れない事は楽しみながら

昨年、姑を病で亡くし、舅は一人暮らしをせざるをえない環境になりました。家事や公共料金の支払い、家に関する全ての仕事を姑に任せきりだった舅は、突然必要に迫られて家事全般をする事になりました。

慣れない家事の中でも、一番に苦労したのが「食事」の問題です。料理の中でも比較的誰にでもできる、お味噌汁の作り方とお米の炊き方から覚え、毎日頑張っていました。しかし、伴侶を亡くした寂しさと慣れない生活で食欲は落ち、一気に体重が落ちてしまったのです。

健康とコミュ二ケーションの大切さ

健康に関わる仕事をしている私は、なんとか舅に家事と運動の習慣をつけさせたくて、いろいろ考えました。しかし、「毎日運動してね!」「毎日なるべくウォーキングもいいよ!」などと言い続けても、本人のやる気がなければ行動には至りません。

そこで、本人が何とか楽しいと思える方法を取るべきだと考えたのです。まずは密なコミュニケーションを取るために、携帯電話の使い方を覚えてもらい、携帯カメラの撮影方法を教えました。その携帯電話のカメラで、舅が頑張って作ったお味噌汁や、頑張って洗濯をした洗濯ものなど、日常の何気ない家事の様子を送ってもらう事にしたのです。

楽しみながらできる事を分かち合う事の良さ

何気ない毎日の家事も、慣れていない方にとっては大仕事。その大変さと状況を、写真付きの日記のように送る事によりコミュニケーションが生まれ、舅は家事を楽しむようになりました。楽しむ事は気持ちを前向きにします。毎日の生活を誰かに話す事により分かち合えると、コミュニケーションをしたいという意欲が生まれやすくなるのです。

日常の中には運動できるタイミングが沢山ある

私の舅のように、妻を亡くし慣れない家事から少しずつ楽しみを見つけるという方法だけではなく、夫に先立たれ外出をする気になれず、運動不足になってしまっている女性などにも、毎日の楽しい変化を見つける事は不可欠です。

そこで、様々な生活スタイルの中で取り入れやすい楽しみと運動方法の例を、いくつか挙げてみましょう。楽しみ方、何に面白さを感じるかは人それぞれですが、きっかけとなるのは共通して楽しもうという好奇心を思い出すことです。

買い物は好奇心を満たす時間

日用品や食料品の買出しは必要な外出です。家族と同居の方や、パートナーと暮らしている方であれば、誰かが買出しを担当し、必要でない場合もありますが、スーパーなどへは積極的に出かけてみましょう。徒歩20分圏内であれば、その時間をウォーキングにあて、しっかりとした歩幅でリズミカルに歩いてみます。

帰りの荷物などは宅配サービスをしているスーパーなども増えていますので、積極的に利用してみましょう。毎日同じ道を通るのではなく、日によって道を変え、見慣れない風景を楽しみながらゆっくりマイペースに歩いてみましょう。

高齢者の粗食に注意!

年齢が高くなると食が細くなりがちですが、足腰の力が弱り骨も脆くなりやすい年齢の方こそ、適度な肉食や魚などのタンパク質をしっかりと取りましょう。粗食が身体にいいのは確かですが、筋肉を弱らせないような食生活を心掛けることも大切です。

歯磨き中は足を鍛えるチャンス

毎日行う歯磨きの時間。ただ立ちっぱなしでぼーっと磨いているよりも、その空いた時間で足を鍛えてみましょう。

歯磨き中にできるエクササイズ

1.両足を腰幅にして立ちます。歯磨きをしていない片方の手を腰骨にあてましょう。
2.両足の親指で重心を取るのを意識しながら、踵を持ち上げていきます。
3.ふくらはぎの上部に効いている感じがする所まで持ち上げられるのが理想です。
4.持ち上げた踵をゆっくりと下ろします。
5.10回程度行ったら、歯磨きをしている手を変えて、再び10回程度踵を上げ下げします。
6.歯磨きが終わるまで続けましょう。

※足を鍛えながら、バランス力が養えます。そして歯磨きを交互に両手でする事により、身体の歪みや、筋肉のバランスを整えることができます。さらに、歯を磨きながら違う行為を加えることで、脳を活性化する事ができます。

ボランティアやシルバー人材は楽しみながら

出不精になってしまった方には、気が向いたら外出するという行動がなかなかできないものです。そんな時は地域のボランティアやシルバー人材センターなどに登録し、出かける用事をあえて作ってみましょう。

簡単で、日頃の運動不足を軽く解消できるような仕事を定期的に行いながら、同じ境遇の仲間を見つけ、コミュニケーションの幅を広げるチャンスです。人付き合いが苦手な方でも、同じ境遇の方々と出会えるならば、敷居が少し低くなるのではないではないでしょうか。

同じように人付き合いが苦手な方は沢山見えます。気の合う仲間を見つけて日頃の運動不足を解消しましょう。

地域の無料講座を利用する

近頃では、伴侶を亡くされた高齢者専用の運動講座や料理教室を、地域の公共施設で定期的に受講できたりします。料理が不得意な男性方の為の料理教室や、運動が苦手だったり、怪我が心配な方への優しい体操教室など講座は豊富です。

地域や公共施設の無料講座は、なかなか知られていないものです。お住まいの市役所や公共施設に問い合わせてみて、気になるものを受講してみましょう。

掃除はエクササイズの宝庫です

昔ながらの掃除道具を見直してみましょう。雑巾がけや箒掃きなどは、足腰の筋力を強めたり、肩こりを予防し、適度な有酸素運動になってくれます。

家事をエクササイズに変えるコツ

  • 雑巾がけはしゃがんだ姿勢から片足ずつ一歩ずつ出して、足全体で押し出すようにする事。
  • 箒で掃く時はリズムをつけて、お腹からしっかり呼吸をする事。そして呼吸と掃くタイミングを合わせます。吐く息を意識するのがポイント!
  • 窓を拭く時は両手で雑巾を持ち、上から下へ、下から上へとしゃがむ、立ち上がる動きを付け加える事。

たまにはひと駅遠出してみる

時々、交通機関を利用して隣町や気になる地域に行ってみましょう。買い物をひと駅遠くにあえて行ってみたり、買い物ウォーキングの為の景色を、新鮮な場所へ移してみるのもお勧めです。

体力がついてきたら、週末などに開催される、公共交通機関の主催する街歩きイベントに参加するのも面白いですよ!または、そのイベントに参加するために、買い物ウォーキングで足腰を慣らすミッションを、自分の中で楽しむのもいいですね!

いかがでしたか?毎日の生活の中に楽しみを見つけられる事は、心と身体を若返らせます。前向きな心を取り戻すきっかけを掴めれば、身体を動かしたい気持ちに自然となるのです。

あえて自分に課題を課すより、「楽しいかどうか」を判断基準にすれば、今までの当たり前だった生活に好奇心を加えるきっかけを掴みやすくなります。少し目線を変えるだけ!ストイックは卒業して、楽しみながら健康な生活を送りましょう!

キャラクター紹介
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