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青春のシンボルにメス!ニキビの最新治療薬と最新ケアを紹介します

にきびは青春のシンボルと言われるように、10~20歳代の間に、90%以上の男性、女性が経験するようです。にきびの正式名は「尋常性ざ瘡」と言い、れっきとした皮膚の病気です。

日本皮膚科学会の尋常性ざ瘡治療ガイドラインが推奨度Åランクに上げているにきび治療薬「ディフェリンゲル」についてお話します。その話をより興味深くするためにまずは、日本のにきび事情などから入っていこうと思います。

日本のにきび事情

日本人のにきびは軽症から中等症であることが多く、大体が自然に治ってしまうので、今まではあまり病気としてとらえられない傾向がありました。

ある調査によると、ドラッグストアなどで自分の判断で薬を購入、あるいは自分でスキンケアしたりする人がほとんどで、病院で治療を受けた人は10%程度と報告されています。海外と比較してもにきび治療のために受診する人が少ないようです。

しかし、にきびは顔にできることが多く、場合によっては痕が残るほど重症化することがあります。このことは、青春多感な時期であればなおのこと、精神にまで悪影響が出てしまいます。

病院でにきび治療を受ける人が少ない理由

治療に使える薬が海外と比べると非常に少なく、抗菌剤やビタミン剤、外用イオウ製剤といった、あまり代わり映えしない治療の経験しかないからか、治療を受けた人の満足度は70%未満にとどまり、満足していない人が30%を超えているという調査結果があります。

「ディフェリンゲル」の登場

この薬は世界50か国以上で使用されている治療薬で、2008年の10月に日本では発売されました。今までのにきび治療は丘疹(炎症状態)や膿胞(膿を持つ状態)といった症状が進んで炎症を起こしてしまった場合が対象でした。

まだ初期で、毛穴がふさがれて皮脂が外に出られなくなる状態では、積極的な治療はあまり行われませんでした。

ディフェリンゲルは初期のにきびに有効な薬

ディフェリンゲル(成分名 アダパレン)は、今まであまり治療が行われることがなかった初期のにきびにもっとも効果を発します。1日1回、寝る前に使用します。角化異常を抑える働きが毛穴が塞がれるのを防ぎ、皮脂が中に溜まらないようにします。

さらに炎症を抑える効果もあり、アクネ菌が増殖して炎症を起こしてしまったにきびにも有効です。ガイドラインでは症状が改善してからの維持療法にもディフェリンゲルの使用をすすめています。

ディフェリンゲルの副作用はありますが、一時的なものです

皮膚乾燥、皮膚不快感、皮膚が剥がれる、紅斑、痒みなどの皮膚刺激症状が半数以上の人に見られると報告されています。しかし症状は軽く、一時的なものです。むしろ、これは副作用というよりはこの薬の持っている薬理作用によるものです。

ディフェリンゲルを使い始めてから2週間以内に皮膚乾燥などというマイナス的な症状が出ることが多く、その後は少なくなっていきます。それでも症状が悪化したり、治らない場合は担当の医師、薬剤師にご相談ください。

最新のスキンケアのやり方

まず洗顔ですが、洗顔は余分な皮脂を取り除き、皮膚を清潔に保ちます。1日4回と2回の洗顔を比較してみた結果、目立った差がなかったので、ガイドラインでは1日2回の洗顔をすすめています。

お化粧については、低刺激の化粧品を選び、アイメイクやリップメイクにポイントを置くようにし、にきびを隠すというよりは目立たなくさせるという感じで化粧をするのであれば、治療を妨げることはないようです。

むしろ、少しでも化粧ができるという状況は、精神面においては役に立っていると評価されています。

食事ですが、油脂分が多いピーナッツやチョコレートで悪化しやすいとよく言われていますが、それを明らかにした研究はなく、厳しく制限する必要はないとされています。

しかし、それらがにきびを悪化させる原因と診断された場合は、勿論、食べるのを避けた方がいいのは言うまでもありません。

過度の紫外線にはあまり当たらないように注意してください。

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