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赤ちゃんの誤飲・誤嚥の対処!子供の症状を見極めて正しい応急処置を

おもちゃをくわえる赤ちゃん

赤ちゃんは身の回りにあるものを何でも口にしてしまいます。

乳幼児は大人よりまだ目がはっきり見えないかわりに、口の周りの感覚が発達しています。そのため興味を持ったものは何でも口の中に入れどんなものなのかを判別するのです。

また両親や好きな人が触っているものは特に興味を持ちやすく、その分口にも運びやすくなります。誤飲の症状にも段階があり、咽頭異物、気管・食道異物、最終的には胃部へ落下とみなされます。

大変危険な状態は、やはり異物により気道が塞がれてしまうことと、成分によって健康を害することです。

そのため周りの大人たちは乳幼児の誤飲・誤食・誤嚥(本来食道を通り胃へ運ばれるものが誤って気管に入ること)に常に気を配らなければなりません。

幼児は食事も度々喉に詰まらせてしまいます。口いっぱいに頬張る習性があるうえ、噛む力が未熟な為です。急に動きが止まり、様子がおかしいと思ったらすぐに口の中を確認しましょう。

日常で起こりやすい子どもの誤飲と誤嚥!死亡事故も起こっている

まず一番よく聞く「誤飲(ごいん)」。これはコインや煙草など食べ物では無いものをを飲み込んでしまうことです。また、豆類などの食べられる物であっても、のどに詰まらせてしまったり、気管に入ってしまったりする場合も誤飲と言います。

では、「誤嚥(ごえん)」という言葉と意味はご存じですか?さきほど少し書いたように、誤嚥とは食べ物が食道に入らずに気管の方に入ってしまうことです。大人でも水が気管の方に入ってむせたりすることがありますよね。

肺の方まで入ってしまうと「誤嚥性肺炎」を起こすことがあります。(誤飲性肺炎ではありません。医師でさえ間違えていることが時々あります。)

口に入れても飲み込まずに吐き出せば問題ないか、事故がごく軽く済む場合がありますが、
気道に物が入ってしまうと、異物を認識して身体は反応を起こします。激しく咳き込み、異物を排除しようとします。

ところが、さらに奥に入ってしまうと反応は起きないのです。こうなると気が付きません。しかしそのまま放置しておくと気管、食道、胃にダメージを与える場合があるので、「呼吸音に雑音が入る」などの症状が出ていた場合は、すぐに病院へ行くことが重要になります。

また気管に詰まり窒息する可能性もあります。この誤嚥では死亡事故も起きており、記憶に新しいのは、2008年に起きた「こんにゃくゼリーの窒息事故」です。

この時は、1歳9か月のお子さんでした。このように、1歳から3歳のお子さんをお持ちの親御さんは、十分に注意をしなければなりません。勿論、年齢にかかわらず注意をしておくことは大切です。

子どもが飲み込める大きさは?誤嚥の可能性チェック

乳幼児は何でも口にしてしまいます。基本的に乳幼児のいる家庭では、口に入れてはいけない物は大人が厳重に管理して誤飲が起こらないようにしなければなりません。

まず子どもが飲み込める大きさ、これを知っておくことがとても大切です。3歳児の場合で直径39mm、奥行が51mm以下とされています。これは3歳児の子どもが口を大きく開けた時に飲み込んでしまう可能性のある大きさとされています。

これよりも小さい物は乳幼児の手の届かない所に保管してください。

定規で直径と奥行を測っていくのも良いですが、道具を使うと簡単にチェックできます。

直径39mm、奥行き51mmの筒を用意し、この中に日用品などを入れてみれば簡単に大きさをチェックすることができます。色々な物をチェックしておきましょう。

例えばトイレットペーパーの芯のような物が便利です。カットして大きさを調整し、一目で入るか入らないか分かるようにすると良いでしょう。また、この値で作られたアクリル製の器具も販売されています。

また、飲み込めてしまうサイズを測る「誤飲チェッカー」という、この値で作られたアクリル製の器具も開発されています。筒状になっていて、赤ちゃんの口腔内を模しています。市販されていますので参考にしてみるのも良いですね。

誤飲・誤嚥してしまったかも!その時の幼児の症状

固形物の誤飲症状
  • おもちゃ
  • コイン
  • ボタン電池
  • 薬品
  • たばこ
  • 豆類
  • ガム
  • グミ
  • イモ類
  • 乾燥剤など

喉、気管、食道に物が詰まっている場合、激しく咳き込みます。異物が排出される、または気道が確保される位置へ移動するまで激しい咳は続きます。この症状が続くとチアノーゼ、呼吸困難や嘔吐を起こしてしまいます。

咳き込む様子がなくても、機嫌が悪く、胸やのどの違和感、痛みを訴え、不快な部分に手をやる仕草がある時も、誤飲を疑いましょう。

尖った物の誤飲症状
  • ヘアピン
  • 画鋲
  • ホッチキスの芯
  • 錠剤
  • お菓子のヒートシールなど

鋭利な物を飲み込んでしまった場合、激しく泣き出します。唾液や吐瀉物に血液が混じっていないか確認しましょう。鋭利な部分が口の中や喉、食道を傷つけますので注意が必要です。

液体の誤飲症状
  • 洗剤
  • 薬品
  • 化粧品
  • アルコール等

洗剤など、刺激のある物は口を付けた時点で泣き出したりしますので、実際に飲み込んでしまう量は少量と考えられます。しかし、少量でも喉、気管、食道が炎症を起こしている可能性もあるので、すぐに受診しましょう。

あまり刺激がなく、ゴクリと飲んでしまった物は気分が悪くなる、嘔吐する等の症状があります。異物が胃に到達している場合や、飲み込んだ物によって症状が現れないことも。少しでも疑わしい場合は元気があっても念のため受診をお勧めします。

誤飲・誤嚥すると特に危険なもの

たばこ
誤飲でとても多い物の一つがこのタバコです。症状は、嘔吐、チアノーゼ、悪心、けいれん、呼吸困難などを起こします。ニコチンによる中毒症状が大変危険です。子どもの場合、たばこ半分~1本分で致死量になります。

たばこは吸い殻、水溶液、葉の部分など、どの状態でも健康障害が起こりますので、箱や吸った後の灰皿を子どもの手の届く場所に置くこと絶対にやめるなど、管理は厳重に行って下さい。

電池
胃まで入ってしまうと症状はありません。喉や気管に詰まった場合は咳き込みます。症状があまり出ないことから様子をみる程度に考えてしまう場合もありますが、その健康障害は重篤です。

ボタン電池は溶けだしたアルカリによって食道に穴を開けたり、胃腸の壁に炎症を起こす可能性があるのですぐに取り出す必要があります。電池は放電により、体の内部で留まった部分に穴があいてしまうことがあるので摘出手術が行われます。

実際にボタン電池を誤嚥したことによる死亡事故も起きています。

誤嚥でたばこと同じくらい多いのが薬。飲んでしまった種類によりさまざまな症状が出ます。嘔吐、意識障害、ふらつき等。吐き出す、吐き出さないの自己判断は危険です。症状によって胃洗浄や点滴などの処置がなされます。

机の上などに出しっ放しにしがちですが、くれぐれも子どもの手の届かないところに保管しましょう。

お酒
顔に紅潮がみられ、元気がなくなります。ふらつきや悪心、嘔吐もあり、大人が飲みすぎた場合同様の症状です。幼児は内臓も未発達な為、アルコールの分解が負担になります。医療機関での処置は血液検査、点滴が多いようです。

飲み込んだ物は食道や気道にひっかかると窒息や炎症を起こすこともあります。例えばピーナッツ、ミニトマトなどはそれ自体は安全な食品ですが、のどや気管にひっかかって詰まってしまうと窒息から命を奪う凶器となりかねません。

硬貨やボタンも飲み込みやすい物です。誤飲の多くは親が目を離したすきに起こっています。

「なんでそんな物飲んじゃったのよ?」では済みません。乳幼児は何を口に入れたらいけないのかなんて理解できません。大人が厳重に管理して、子どもがかわいそうな事故にあわないようにしてあげましょう。

種類によって異なる!誤飲・誤嚥してしまったときの対処法

固形物が喉に詰まっている場合は、呼吸ができなくなると大変危険です。口を開けてみると目視できる時もありますので、舌の奥を指で刺激して、すぐに吐かせましょう。

それでも吐かない場合は、「子どもの胃部にこぶしを当て、さかさまに持ち上げて下を向かせながら背中を押すようにドンドンと叩く」ということを教わっていると思いますが、いざという時にはあわててしまい、なかなか実行できないことも多いかと思います。

万が一起こるかも知れないそんなときのために、日ごろから意識しておくといいかも知れません。異物が気道が確保される位置へ移動し、咳が治まったとしても、まだ異物が気管内に滞っている場合もありますので、その後必ず受診しましょう。

吐いて良い物、悪いもの…誤飲の対処法

緊急時の対応として、すぐに吐かせるということが基本ですが、飲んでしまった物によって最適な対処法は異なります。

とにかくまずは落ち着いて、何を飲んだのか把握し、吐かせるべきか吐かせないべきかを判断しましょう。吐かせる場合は水が牛乳を飲ませます。これらは毒性を薄めてくれる効果もあります。

例えば、鋭利な物を飲み込んだ場合は吐かせてはいけません。動かすことで傷つきますので絶対に吐かせることはせず、急いで医療機関で受診を行って下さい。その他、洗剤や化粧品などは種類や成分によって吐かせない方が良い物もあります。

また、そのようなものを子どもの手に触れさせないことが一番ですが、日頃から製品の概要に目を通す癖をつけていくといいでしょう。多くの製品には「飲み込んでしまったとき」の注意書きが記載されています。

吐かせる、水を飲ませる、牛乳を飲ませる、何もせず受診、など、その製品ごとの対処法に従いましょう。

吐かせてはいけない!受診が必要な場合

石油製品・ガソリン
これらは少量でも、喉を通過するとき気管に入ってしまうと科学性肺炎を起こすことがあります。灯油やオイルライター燃料などを飲んでしまったと発覚したらなにも飲ませず吐かそうとせず、すぐに病院へ行きましょう。
尖ったもの(ヘアピン、画びょう、針、ガラスなど)
これらは食道や気管を傷付けてします可能性がありますので、何も飲ませず絶対に吐かせないで下さい。救急車を呼ぶか、早急に受診する必要があります。
電池(ボタン電池)
飲ませることも吐かせたりもせず、早急に受診して下さい。とくにボタン電池は小さく飲み込みやすいですし、2㎝を超えるものですと食道に引っかかってしまうこともあります。 気付かず時間が経ってしまうと食道や気管に穴が開いたり、動脈が傷付いてしまうこともあります。
アルカリ電池は胃の中に入ると放電し,胃の中の胃酸で被覆されている金属が腐食され,電池の中にあるアルカリ性の物質が流れ出て胃の壁を損傷することが警告されてきました.

リチウム電池では30分から1時間という非常に短時間でも消化管の壁に潰瘍を作ってしまうことが報告されています.リチウム電池は間違って飲むとアルカリ電池よりもさらに危険と言えます.(抜粋)

マニキュア・除光液
化粧品の中でも毒性が強く、中毒を起こすことがあります。マニキュアなら3ml、除光液だと1ml以上飲んだ可能性があると大変危険な状態です。吐かせず、早急に医療機関で受診しましょう。

ほんの少し舐めた程度であっても24時間以内に吐き気、嘔吐、顔色が悪いなどの症状が少しでもあらわれたら病院で受診して下さい

すぐに吐かせることが必要!危険な場合

たばこ
直ちに病院で受診して下さい。たばこや吸い殻を食べた場合は何も飲ませてはいけません。ニコチンの吸収を防ぐため、まずは何も飲ませずに吐かせるように努め、口内にたばこが残っている場合はできるだけ取り除きます。

ニコチンが吸収されてしまうと30分ほどで嘔吐、めまい、腹痛、痙攣などを起こす可能性があります。口にしてしまったであろう量を確信し、それがたばこ2㎝以上または灰皿などのニコチンの水を飲んだ場合は中毒を起こす危険性が高いです。

このとき医師に「どのくらいの量を口にしたか」、「どのくらい時間が経っているか」を伝えられるよう準備をしていきましょう。医療機関での処置は胃洗浄が多いようです。

医薬品
厚生労働省の去年の発表によると、医薬品・医薬部外品は誤飲の報告件数1位。それ自体が薬理作用を持っているため、少量でも危険です。

特に血圧降下剤、血糖降下剤、向精神薬など中毒を起こしやすい医薬品であればより危険性が高まります。口の中に残っていたら速やかに除去し、水か牛乳を飲ませ吐かせるようにしましょう。 その後どんな薬をどのくらいの量飲んだかを把握し、医師に伝え適切な処置を受けましょう。

香水
主成分はエタノールで、香水には70%以上、オーデコロンには60%以上が含まれています。
刺激が強いので子どもが大量に飲むことはあまりありませんが、7ml~30ml(大さじ半~)飲んでしまうとアルコール中毒を起こす危険性があります。水か牛乳を飲ませ吐かせたら、速やかに受診しましょう。

誤飲・誤嚥の予防法!事故を防ぐ4つの大切なポイント

まず一番大切なことは、赤ちゃんにとって誤飲がどれだけ危険なものか理解し、危険性のあるものは子どもの手の届かないことろに保管するなど、徹底的に管理することです。

1.赤ちゃんの身の回りに飲み込める大きさのものを置かない

3歳までの乳幼児の口のサイズは平均して、直径39mm、奥行き51mmと言われています。この範囲内におさまるサイズのものは誤飲の可能性があると考え、赤ちゃんから遠ざけましょう。

赤ちゃんは予想もできないような、とんでもないものでも飲み込んでしまいます。上にも書いた「誤飲チェッカー」で危険なもののサイズを感覚として身に着けておくといいでしょう。

誤嚥で一番多い薬などは踏み台になるようなものがない手の届かないところに置く、鍵のかかる場所にしまうなどいくつもの対策を組み合わせるくらい厳重に保管しましょう。また短時間であるとしても机の上に出しっ放しにしておくのはやめましょう。

2.忙しい時間帯こそ気を付ける

誤飲事故の多くは、9時~11時、18時~21時といった時間帯に起きていることが分かっています。家事や食事の支度等でお母さんが一番忙しい時間帯ですね。

忙しい時ほど、仕事に取り掛かる前に赤ちゃんの安全を確認することが大切です。

3.可能な限り、ナッツ類や豆類を与えない

前述のこんにゃくゼリーのように、弾力のある食べ物は極力避ける事。食事中やおやつ時は目を離さない事です。これらは、最低限守って欲しいポイントだと思います。

特に、ナッツ類は一度気管に入ってしまうと取り出す処置も難しく、全身麻酔をかけての処置となってしまうことが多いので身体の負担も心配です。

他に誤嚥が起きやすい食べ物として、もち・あめ・ぶどう・ボーロなどがあげられます。勿論これらは大人でも誤嚥しやすい食べ物ですので、食べる時はちょっと気を使ってみることも必要かもしれません。

4.食べることに集中させる

意外に多いのが、食べ歩きが原因の誤嚥です。びっくりしたショックなどで、食べているものが気管に入ってしまいがちです。また、食事中に大声で泣いてしまうと、気管に入りやすくなってしまいます。

一度気管の奥に入ってしまうとむせたりはしない。これは、絶対に覚えておいてください。「むせてないから」と安心してはいけないケースがあることを十分に認識して欲しいと思います。

誤飲・誤嚥ともに最悪の場合は「死」を招いてしまいます。是非日ごろから十分な注意と知識を持ってお子様を見守ってください。

実際にあった例:10円玉を飲み込んだかもしれない9ヶ月の娘

透明な貯金箱で遊んでいた娘。コインを入れるとクルクルまわる様子がお気に入りでした。上手に一人で入れられることも嬉しいようで、手をたたいて喜んでいる様子が微笑ましく、ついつい遊ばせていました。

ずっと一緒に遊んでいましたが、娘が夢中になっている隙にトイレへ。急いで戻った時には貯金箱で遊んではおらず、コインで遊んでいました。すぐに片づけましたが、なんとなく数が足りない気が。

10円玉が何枚あったか、最初に数えておくべきでしたが、もう分かりません。私は“誤飲したかも”と思い、念のためかかりつけの小児科へ駆けつけました。

レントゲンで10円玉は写らず、2,3日、便の中に混じって出てこないか確かめるように、とのことで帰宅。

結局10円玉は出て来なかったので、私の早とちりだったようですが、この時の経験はのちの誤飲予防対策に繋がりました。

・・・このようなヒヤっとする事態を招かないためにも、大人が日々注意することですね。

誤飲・誤嚥は100%保護者の不注意が原因です

1歳以上の乳幼児の死亡原因の第一位は不慮の事故。その中でもっとも多いのは誤飲によるものです。

誤飲を起こしやすい月齢は5,6か月から3歳くらいの幼児に多くみられるようですが、食べられる物、食べられない物、が分かる4、5歳の子どもにも起きてしまう事故です。

生後5,6か月というと、ちょうど物を掴むようになる月齢です。手当たり次第、まわりにあるものを掴んではじっと見つめ、口に運びます。赤ちゃんは口の感覚が発達しているので、口でその感触を確かめるのです。

その時、飲もうと思っていなくても、口の中におさまってしまうものを反射で飲み込んでしまいます。2歳すぎになりますと、言葉が分かってきますね。「お口に入れてはだめよ」と言われても好奇心の方が勝ってしまい、大人の見ていないところで口に入れます。

まだ赤ちゃんの延長線上の時期なので、口に持っていっては噛んでみたり、なめてみたりするのです。そして口に入ってしまえば赤ちゃん同様、嚥下反射で誤飲事故が起こります。この頃になると、おもちゃを飲んでしまったことを自分から訴える子どももいます。

叱らずに落ち着いてかかりつけの医療機関を受診しましょう。叱ってしまうと泣き出してしまいます。気道に異物がつかえたり、のどに詰まってしまうかもしれませんので、刺激することは大変危険です。

乳児が口に持っていくこと自体は発育、発達上、必要な過程です。物を口に入れること自体は咎めず、子どもの様子を付きっきりで見ていられない時は誤飲する可能性のあるものは徹底的に排除し、ひとり遊びの環境を整えましょう。

誤飲が起きてしまった時に「食べられないと注意した」では済みません。誤嚥は窒息や中毒症状などで命を落とすケースが多いことを意識して、危機管理に努めるのが重要です。

自分ではどうすることもできない赤ちゃんを守るのは自分しかいないと、しっかり意識して事故防止に取り組みましょう。

キャラクター紹介
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