【現代人の新常識】スマホ・パソコン疲れに要注意!目の酷使がもたらすリスクとケア法

はじめに

「夕方になると目がかすむ」「画面を見ているだけで頭が痛い」──こうした症状、もしかすると「眼精疲労」が原因かもしれません。

テレワーク、SNS、動画視聴…デジタル画面と向き合う時間が急増した今、私たちの目はかつてないほど酷使されています。

この記事では、眼精疲労の原因と症状、そして今日からできるセルフケアについて、医学的な視点と生活のヒントを交えて詳しく解説します。


眼精疲労とは?疲れ目との違い

一時的な目の疲れは、睡眠や休憩で回復しますが、眼精疲労は“休んでも改善しない目の慢性疲労”のこと。

目だけでなく、肩こり、頭痛、吐き気など全身症状が出ることもあります。


原因は“光”と“姿勢”にあり

  • ブルーライトの影響:LEDやスマホの光は脳を覚醒させ、ピント調整筋を酷使します。
  • 長時間の近距離作業:画面に集中しすぎて瞬きが減少、ドライアイに。
  • 姿勢の悪さ:猫背やうつむき姿勢は、首・肩の緊張を生み、血行不良に。

今すぐできるセルフケア5選

  1. 20-20-20ルール  20分に一度、20フィート(約6m)先を20秒見る習慣を。
  2. ホットアイマスクで血行促進  市販品でもOK。目元をじんわり温めて疲れをほぐします。
  3. ツボ押しマッサージ  ・睛明(せいめい)  ・攅竹(さんちく)  ・風池(ふうち)  指で3秒ずつ優しく押すだけでもリフレッシュ効果あり。
  4. モニターとの距離と高さを調整  目線の高さと画面中央が水平になるように。距離は40cm以上が理想。
  5. ブルーライトカット眼鏡やアプリの活用  iPhoneやAndroidにも「ナイトモード」や「目に優しいモード」があります。

食生活も重要!目の健康を支える栄養素

  • ビタミンA:うなぎ、レバー、人参
  • アントシアニン:ブルーベリー、カシス
  • ルテイン:ほうれん草、ケール
  • DHA・EPA:サバ、イワシなどの青魚

まとめ

眼精疲労は、「誰にでも起きる軽い不調」と見過ごすと、慢性化して仕事や生活に大きな支障をきたすこともあります。

日々のケアと意識を少し変えるだけで、目の健康は大きく改善します。

あなたの目、今日もお疲れ様です。いたわってあげましょう。


このコラムを執筆した人

伊藤 さやか(いとう さやか)

美容と健康を専門とするライター。大学で栄養学を学び、卒業後は大手ヘルスケア企業にて商品開発と情報発信に従事。その後フリーランスとして独立し、美容・健康・ライフスタイル分野を中心に、わかりやすく信頼性のある記事を多数執筆。趣味はハーブティーとウォーキング。信条は「毎日の小さな選択が、美と健康をつくる」。

健康コラム

Posted by admin